生まれたばかりの赤ちゃんは母親に絶えず抱かれるその肌の触れ合いを通じて、この世が安心できる場所であることを実感するという。ハグには大きなパワーが秘められている。子どものみならず大人も同様、優しく抱かれることで、人体が思いやりを感じ取り、深いレベルで自分が孤独ではないことを知るのだ。これは自然の抗鬱剤として効果を期待できるという。

これは抱きしめあうことでオキシトシンというホルモンが解放される為で、その効果が得られるのは人間同士だけではなくペットでも良いそうだ。抱きしめあう相手がいない人は、ただ妄想するだけでも効果が得られるというから驚きだ。

米国で行われた最新の研究で、筋肉に損傷がある年を取ったマウスにオキシトシンというホルモンを注射したところ、すると9日後、このマウスは対照群の体格のいい若いマウスよりも速やかな回復を示した。なんと80パーセントも状態がよかったそうだ。。

ハグにはオキシトシンを開放する力があり、これこそがハグが持つパワーの秘密である。ただ抱きしめるだけで日常のストレスを溶かし去ってしまう。つまり心の傷を癒すのだ。

ハグにより解放されたオキシトシンは、抱きしめられた瞬間に心が調和と平安を取り戻す。また関係を強固にし、許しを与えるという効果も期待できる。身体が安心するまで誰かを抱きしめてやれば、大きな絆を感じて、神経系が落ち着くことだろう。

ハグする相手は友人やパートナー、子供、ペットなど、誰でもかまわない。嫌がっていないのなら、もちろん職場の同僚だってOKだ。思いやりを込めて、抱いている感覚をしっかりと味わいながら、浮かび上がる感情や思考に耳を澄ませよう。

抱きしめることに抵抗があったり、相手がいないとしてもがっかりする必要はない。研究によれば、ただイメージするだけでも、実際にハグしたときに活性化する脳の領域を刺激することができるのだ。

すでに経験からご存知のお友達も多いかと思うが、折角の機会だから日頃の感謝を込めて、今年お世話になって人に試してみてはどうだろうか。

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