Spotlight編集長の渡辺です。いつもご愛読いただきありがとうございます。

我々Spotlightは、先日麻雀最強位を獲得した藤田晋が代表を務める株式会社サイバーエージェントが運営しております。

そこで今回は、Spotlightの年末特別企画として、我らが藤田晋の特別インタビュー記事をお届けしたいと思います。発掘メディアの名に恥じぬよう、普段周りが聞かないようなことをたくさん聞いてきましたよ!

※実は本インタビューは2014年春に実施したものです。私の不手際により公開が大変遅くなってしまったことを関係者の皆様、そして読者の皆様に深くお詫び申し上げます。

出典Spotlight編集長・渡辺より

渡辺:社長、本日はよろしくお願いします。

藤田:まぁいいけど…大丈夫なのこれ?

渡辺:お任せください。社内外から藤田晋に聞いてみたい一味違う質問を集めてきましたんで。とりあえず最初の質問行きますね。

社長じゃなかったら入りたい会社は?

渡辺:まず最初の質問なのですが、社長が今サイバーエージェントの社長をやってなかったら入ってみたい会社ってあるんですか?
 
藤田:入りたい会社…どうなんだろうね。前も考えたことあるんだけど、やっぱりサイバーエージェントがいいと思うんだけどなぁ。
 
渡辺:ありがとうございました。

藤田:おい。

怒鳴ったことってあるんですか?

渡辺:次の質問にいきますね。僕、普段社長が声を荒らげて怒ってるところって見たことないんですけど、仕事で怒鳴ったりすることってあるんですか?
 
藤田ないね。全くないと断言できる。ちょっと声を荒らげたくらいで(社員にとっては)怒鳴ってキレたくらいの効果を発揮するからね。 
 
渡辺:それって、意識して抑えてるんですか?
 
藤田:いや、別に普通にない。
 
渡辺:それ、僕と同じですね。
 
藤田:なんだよそれ。どうでもいいよ。ねぇ、これ本当に面白いの?

(のっけからずっと疑り深い藤田)

逆に、怒られたことは?

渡辺:逆に怒られたことってあるんですか?経営者の先輩とかから。
 
藤田:あ、これ本に詳細までは書き忘れたんだけど、昔村上ファンドの村上さんがウチの会社に来て怒鳴った時に、隣にいる体格の良い社員が机を「バンバンバンバン!!!」って叩いたんだよね。まさに半沢直樹の小木曽次長みたいな感じで、近くの部屋にいた社員もみんな驚いてた。というか、半沢直樹を見て思い出したんだよね。「あ、俺これやられたわ」って。
 
渡辺:IT業界でもそういう光景ってあるんですね。ちなみに、嫌だった謝罪アポとかありますか?最近は呼ばれることはないと思いますが。
 
藤田:謝罪アポ?謝罪アポは俺あんま行ってないんだよね。なるべく自分の手を汚さないようにしてきたんで。

…というのは冗談だけど、俺が行っても怒りが収まらないとあとがなくなっちゃうので、基本的にはその前で止めておく方がいいと思ってる。
 
渡辺:なるほど。
 
藤田:でも、例えば岡本(専務取締役)とかは謝罪アポで出世したみたいな感じだからね。俺の代わりにちゃんと手前で怒られて、いいお詫びをしてくれるから。

そう考えると、大企業で偉くなった人ってのは謝罪が上手いよね。岡本の場合はお辞儀の角度がいい。あれで「すいませんでしたー」って言われると何か怒れない。
 
渡辺:確かに、謝られると許しちゃう人っていますよね。ちょっとこの話は掲載して大丈夫か岡本さんに確認します。
 
藤田:気にするなよそんなの。ジャーナリスト魂が足りない。
 
渡辺:…分かりました。僕を怒らせたようですね。

飲食店とかやらないんですか?

渡辺:そう言えば、社長って飲食店とかやらないんですか?
 
藤田:今作ってるけど。シガーバー。
 
渡辺:え?そうなんですか。それ言っていい話なんですか?
 
藤田:いいけど、場所は教えないよ。そんな大きな店じゃないから、社員が来ちゃうと困るからね。
 
渡辺:じゃああまり公にしない方がいいかもしれませんね。
 
藤田:また勝手にそうやって自主規制するんだ。なんなのこの小っちゃさ。小っちゃ!
 
渡辺:…もう知りませんよ。

引退後の生活は?

渡辺引退後の生活って何か考えてますか?
 
藤田:うーん…。あまり考えたことないけど、1ヶ月くらいは釣りに行きたいなとは思ってる。
 
渡辺:もう十分行ってると思いますよ。毎週行ってるじゃないですか。

藤田:行ってないよ。もっと行きたいの。釣り好きな人はもっと行ってるんですよ。1ヶ月毎日釣りしたい。
 
渡辺:ありがとうございました。

(「もっと釣りに行きたいの!」と駄々をこねる藤田)

藤田晋も迎合するのか?

渡辺:これは僕じゃないんですけど、ある社員から「僕は上司に迎合してFacebookでいいね!したりするのですが、社長もそういうことをするのでしょうか?」という質問が来てます。
 
藤田:絶対自分でしょその質問。俺は「いいな」と思ったものにしかいいねしてないよ。
 
渡辺:社長も、宇野さん(現USENグループ会長)とかの投稿にはすぐいいね!したりするのかなぁって。
 
藤田:してないよ。あ、ただ「元気出してね!」って意味でいいね!したことはあるわ。

※先日、宇野会長が代表を勤める株式会社U-NEXTが東証マザーズに新規上場しました。おめでとうございます!
 
渡辺:あ、「励ましいいね!」ですね。社長って、自分のいいねをマネジメントに使ってる感覚ってあるんですか?
 
藤田:マネジメント?そこまでの感覚はないけど、いつもいいね!してる奴のいいねは嬉しくないんですよ。例えば、曽山くん(執行役員人事部長)ってすぐ褒めるから、曽山くんに褒められても嬉しくないじゃん?だけど、普段辛口な奴に褒められるとすごい嬉しいわけですよ。
 
渡辺:ということは、社長も多少はそういうことを考えながらいいね!ハンドリングをしているということですよね?自分のいいねが価値を持つように仕向けていると。
 
藤田:いやいや、普通に使ってるって。いいと思ったらいいね!してるだけだから。
 
渡辺:そうですか。そんな純粋な気持ちでやっているとは思いもしませんでした。

(こんなに純粋な笑顔でいいね!してるそうです)

ネット人格について

渡辺:僕がまだサイバーエージェントに入社する前ですけど、外部から社長のブログを見ていて、なんかすごく自然体でいいなぁって思ってたんですね。ただ、僕はどこかでそれが好感度を上げるための戦略だと思ってるところもあって。そのあたりどうなんでしょうか?
 
藤田:だから、どこまでひねくれてんのよ。前もブログに書いたけど、インターネットというのはバレバレメディアなんですよ。イイ人ぶろうと思えばイイ人ぶろうとしてるように伝わってしまうし、性格悪いのを隠そうとしても無理だよね。だからそこは諦めてるよね。普通にしてるのが一番
 
渡辺:でも、社長たまにFacebookに吉野家とか行ってる写真をアップするじゃないですか。ああいうのはずるいなって。
 
藤田:いや、あれは吉野家が「非日常」だから上げてるわけで。基本みんなFacebookには非日常を上げてるでしょ?「こんなお寿司食べに行きました!」って。正直、俺はそんなお寿司ばっかり食べてるから。それをアップしても仕方がないよね。

渡辺:ありがとうございました。
 
藤田:いや待て。とにかく、Facebookにしてもブログにしても、その人の思考がモロに出ちゃうよね。食べるのが好きな人は食べ物の写真ばかり上げるし、ゴシップ好きな人はタレントのことばかり書くし。まぁ俺は社員の写真ばかり上げてるから、やっぱり社員が好きだってことかな。
 
渡辺:ありがとうございました。

藤田:絶対書けよこれ。

交友関係について

渡辺:今度は交友関係について聞きたいです。最近耳にしたんですが、社長ってあのGacktと友達なんですか!?
 
社長:うん。
 
渡辺:同年代なんでしたっけ?
 
藤田:年齢不詳だったんだけど、ちょっと前にそれを発表したのよ。そしたら同い年だった。
 
渡辺:そうなんですか。なんか、社長がGacktと一緒にリフトに乗った話とかも聞きました。その光景を想像してしまったんですが。
 
藤田:うん、スノボ一緒に行ったことある。向こうは顔もフルマスクで目も隠して滑ってたけど、普通に「あ、Gacktだ!」って気付かれてた。なんであれでGacktだって分かったんだろう?

(Gacktの変装姿を再現する藤田)

渡辺:Gacktって普段どんな人なんですか?
 
藤田めちゃいい奴だよ。気さくで。
 
渡辺:へー。クールな感じとかじゃないんですね。
 
藤田:いいや全然。それはないね。

(渡辺、これ以上質問が浮かばず)

(不穏な空気が漂い始める)

お酒について

渡辺:続きまして、ちょっと755絡みの話題に触れてみたいんですが。

渡辺:社長のトークルームを見ていると、ちょっと飲み過ぎじゃないかなと。これまで大きなお酒の失敗談とかないんですか?公園で裸で叫んでたとか。
 
藤田:それはないね。酒癖は悪くないので。他に失敗談らしい失敗談もないかなぁ。だた、昔から酒飲み過ぎなんで、体を壊すのとかも含めて、自分が失敗するとしたら酒だろうなとは思ってる。それ以外のリスクは低いと思うんだけど。
 
渡辺:意外にも、そんなに失敗談ないんですね。
 
藤田:やっぱりね、責任感が強いというか、根が真面目というか、最後はどんなに酔っ払っても家にちゃんと帰るんだよね。どうやって辿り着いたか分からないことも多いんだけど。
 
渡辺:ありがとうございました。
 
藤田:ねぇ、だからこれ本当に面白いの?

(不機嫌になってきた藤田)

貰って嬉しかったプレゼントは?

渡辺:大丈夫です。まだまだ行きましょう。社長は社員からたくさんプレゼントを貰う機会も多いと思うんですが、これまでで一番嬉しかったものはなんですか?
 
藤田:うーん、やっぱり色紙とか、メッセージが流れるフォトフレームとかかな。そういうのはしばらく家に飾ってるし。もうモノはあんま要らないよね。
 
渡辺:やっぱりお金に代えられないものが嬉しいということですね。ありがとうございました。

藤田:いやだから待て。もっと聞いてよ。

渡辺:しょうがないですね。ちなみにですが、バレンタインデーの時にもらい過ぎたチョコはどうしてるんですか?
 
藤田:それは本当に難しい問題だね。どうしてもね、ある種の自動オペレーションになっちゃうよね。貰ったものをリスト化し、それに対して自動的に返送するみたいな。
 
渡辺:それはまぁそうなっちゃうと思うんですけど、貰ったチョコが多過ぎて1つ1つ食べれないじゃないですか。それって、1つでも食べてるんですか?
 
藤田:何を疑ってるの?冷蔵庫に入れてちょっとずつ食べてるよ。そもそも、チョコとかは安い板チョコみたいなやつの方が旨いんだよね。
 
渡辺:なるほど。では、貰ったチョコの中から安そうなものを選んで食べてるという認識でよいですか?
 
藤田:いやいや、考えてないよ。安いとか高いとか。というか、もうこのインタビュー飽きてきたんだけど。
 
渡辺:そうだろうと思いました。 

(あくびを隠す藤田)

長男・大門君について

渡辺:大門くんのことについても聞きたいです。やっぱり大門くんには起業家になってほしいんですか?
 
藤田:うーん、まぁそれは好きにすればいいんじゃない?本人がなりたいんであればなればいいし。
 
渡辺:でもどっちかと言えばなってほしい?
 
藤田:まぁ…そうだね。でも無理だろうな。ボンボンだから
 
渡辺:ですよね。ボンボン界の頂点に君臨してますよ。

というか社長、そんなに子育てしてないですよね?休日もしょっちゅう釣りに行ったり、麻雀大会に参加したりしてるので…
 
藤田:でも俺にしてはしてると思うよ。
 
渡辺:「俺にしては」という基準は一切受け付けられないですね。休日に子供の写真をアップしてるのも、あれが非日常だからということですよね?いつも面倒見ていないんですよね?
 
藤田:だからなんなの?俺くらい忙しい割には頑張ってると思うよ。

渡辺:ありがとうございました。

(大門君のこととなると再び笑顔を見せる藤田)

資産について

渡辺:さらに突っ込みまして、みんなが気になっている社長の資産についてです。サイバーエージェントの持株比率などから社長の資産を算出したところ、マンションを買ったくらいで貯金も全くない僕に比べて数千倍〜数万倍の資産を持っていることが分かりました。

ということはですね、社長にとっての100万円は僕にとっての1000円なワケです。いや、100円かもしれない。僕はですね、見知らぬ誰かにものすごいしつこく「100円よこせ!」とせがまれたら、どこかで折れて100円を渡してしまうと思うんですね。ですので、いま僕がここでしつこく社長に100万円くれと言っ…

秘書:社長、お客様がお見えです。

藤田:うん、分かった。じゃ。

渡辺:えっ…ちょ…

















渡辺よりお詫び

期待しながらこのインタビューをご覧になっていただいていた皆様へ

私は当初、きっと今回は面白いインタビューができるはずだと確信していました。しかし、それが過信だったと気付くのに10分もかかりませんでした。一度狂った流れを取り戻すことができずに貴重な時間が過ぎ去っていきました。

言い訳をすれば、最後には「藤田晋のiPhoneのホーム画面見せて」「藤田晋の財布の中身見せて」「藤田晋の変顔見せて」など、怒涛の“見せて”攻めを展開するつもりでした。しかし、そこまで持っていけなかったのも自身の力不足だと認識しております。

この悔しさを忘れず、いつの日かこのインタビューに再チャレンジをすることを誓います。ということで、2015年のSpotlightもよろしくお願い申し上げます。

出典Spotlight編集長・渡辺より

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