なんであのお笑い芸人さんはあんなに話が面白いんだろう?テレビを見ていて、そんなことを思ったことがある人がいるかもしれません。少しおおげさかもしれませんが、芸人さんと一般の方が同じ経験をしたとしても芸人さんは一般の方以上の話術でおもしろい話に昇華することでしょう。 

では、それはなぜか?もちろん経験や間などのテクニックがあると思うのですが、根本にあるのは視点の違いだと思うのです。例えばA電車が駅に止まっており一番ホームで電車をみたとします。

しかし俯瞰でみると、そこには二番ホームでA電車を見た人、右から見た人、左から見た人、B電車からA電車を見た人。ここにはたくさん視点があります。これは笑いにおきかえることができると思うのです。芸人さんは常にこの視点を大事にしており、その視点をみつけることでそこに笑いを生み出しているのです。

普段の生活にユニークを持ちたいって思っている人は物事を真正面で受け止めるのではなく、一度いろんな方向から見てみてはいかがでしょうか?

トークをうまく見せる術

『すべらない話』を始め、芸人さんがトークをするだけの番組が夜中などによく放送されています。我々一般人には彼らのような面白い話は到底出来ませんが、芸人さんの話し方の構造はマネが出来ると思うのです。

例をあげて記していきます。これは友人と話したり、例えば仕事の付き合いや、営業先、はたまた飲みの席など人とコミュニケーションをとる時に使えるテクニックだと思うので真似をしてみるといいと思います。2つ手法をご紹介しましょう。

1.メインの話の前に小咄をいれるパターン

芸人さんが話す言葉には情景が浮かびます。これはなぜか?例えばお父さんが道で歩いていてこけたという話をするとします。我々なら、なにも考えずにお父さんがこけたというでしょう。でもそれでは、話を聞いている人はお父さんがどんな人かわからない。

ここでお父さんがこけた話をする前に、お父さんに関しての別の小咄を話すのです。

『お父さんは実はおっちょこちょいで、この間も…こうなったんですよ!』(ここでお父さんがどんな人か聞き手にわかってもらう)

『そんなお父さんが道を歩いていると…』

このように話すとお父さんがどんな人かも聞き手が理解し、こけたときのエピソードが何倍もおもしろく感じるのです。

2.オチを先に言ってしまうパターン
 

話のオチを先にバラしてしまうやり方です。先にオチに関わるフレーズを言ってしまうことで、聞き手に期待感をもたせ笑いにする手法です。期待させて話を進めオチをいうと、何倍にも笑いがふくれあがる高等テクニックです。ただし取捨選択は必要です。これは何の話でもあてはまるというわけではありません。

(これは目線の話にも通じます。この話…こうしてこうやって話すとおもしろいなぁ…という目線をもつのが大事です)

人と話す時のコミュニケーションというところで、笑いは必要となってくる時があります。固い話だけでは相手の心は開きませんし、商談だってうまくいかないと思うのです。これまでの話は、相手とコミュニケーションパターンの1つとしてとらえていただけると嬉しいです。テレビをみて(話ではなくパターンを)盗むのはアリだと思います。


 我々が生活していく上で、そうそうフリがあってオチのある話なんて生まれません。しかし、こういった芸人さんのテクニックを真似することでクスッと笑えるユーモアある話が生まれる可能性が増えると思うのです。何気なくテレビをみるのではなく、少し目線を変えてテレビを視聴してみるとお笑いって難しいということが理解できると思います。

もちろん芸人さんもいろんなところで話して、話を肉付けしたり、削いでいったりしているので、貴方がなにか話をする時は少し頭の中で整理をしたり、文字に起こしてみたり、実際にいろんな人に話してみて完成形の話を作るのもアリだと思います。(めんどくさいかもしれませんが大事なことだと思います)

話を作れない!って方も目線を変えることはできると思います。……少しでも皆さんが笑いを好きになり笑顔の増える日常になればと願っております。

※もちろんこの話は筆者の経験や研究した結果なので、誰しもが当てはまるかはわかりません。間違ってる可能性だってありますが、1つの意見としてとらえてもらえると幸いです。

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