2014年、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究支援として世界中に広がった「アイスバケツチャレンジ」。日本でも著名人を含む多くの人たちがこの活動に関与しましたが、中でも特に注目を集めたのが、ロンドンブーツ1号2号田村亮さんからのバトンを断った武井壮さんの言動です。

この振る舞いは様々なメディアで紹介され話題となりましたが、武井さんはTBSラジオ「たまむすび」の中で、当時の言動の真相に関してより詳しく説明していました。今回はそこで語られた内容の一部を紹介したいと思います。

以前から寄付とかチャリティーとか、そういったことはある程度勉強していたんですね。芸能始めて、人よりも多い給料をいただけるようになった時期があったんで、どう使っていいか分かんなくて。自分はこんなに楽しい毎日を送らせてもらってるので、何か皆さんのお力になれることはないかと。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

それで勉強していったら、色んな病気や色んな災害に苦しんでる人たちがいることが分かって。それらはどれも等しく助けが必要で優先順位はないんだけど、自分の資金は限られているものなので、やはり選ばなきゃいけないし、順序を決めなきゃいけない。そんな中でこの(アイスバケツチャレンジの)話題が来たんですね。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

ALSは確かに大変な病気ですし、難病なんですけれど、国内では(ALSは)難病指定を受けていて、公費が認定されてるんですね。国から治療費が出ていて、治療に関しては無料で受けられるような状態になってるんです。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

ただ、これを治していく、回復させることに関してはまだ色んな問題を抱えてまして。薬を開発するには莫大な資金がかかりますが、その資金は症例の少ない病気に使うことは難しいので、どうしても症例の多い一般的な病気から薬ができてきてしまうという現状もあるんです。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

だから寄付が必要なんですけど、まだ公費が認定されてない病気もたくさんありますし、同じような難病もたくさんあるので、ただ水を被って寄付するのであればいいんですけど、“ネット上で”その姿を僕が披露して、他の人からも寄付を募るというのはあまりにも公平性にかけるなと。

そういう意味で、「勉強して、自分なりの順序と資金で寄付させていただきます」という宣言をしただけです。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

ただ、水を被った人たちに対して「何やってんだバカ騒ぎして」と言うのもおかしいと思う。それはそれで、ALS患者の人たちの役に立てばと思ってした善行だと思うので、それを偽善というのもおかしいし、人のためだと思ってやった活動に偽善なんてないと。

例えばそれに何か思惑があったとしても、僕はそれは善だと思っているんで。みんなにはもっと人のプラスの気持ちを拾った発言をして欲しいなと思います。

出典TBSラジオ「たまむすび」より

最後に

いかがでしたでしょうか?ちなみに、武井さんのこの発言を聞いて、隣にいた博多大吉さんは「ぐうの音も出ない」と感心していました。豊富な知識に裏付けされた確固たる意見を持ち、周りに流されることなく行動する。これが彼が多くのファンに支持され、またメディアからも注目され続けている理由なのではないでしょうか。

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