出典 http://sirabee.com

記事提供:しらべぇ

自我は形成しつつあるけど、まだ大きな反抗期は迎えず、大人たちの言うことに従っていた小学生時代。いまになって思えば、「なんであんなことを受け入れてたんだろう…」と、なんだか笑えてくる“決まり”や“指導”がたくさんあるはずだ。

今回は、20代から60代の成人男女500名を対象に実施したアンケートをもとに、「小学生のとき、意味が分からなかったこと」を6項目紹介していこう。

●給食(弁当)を残さず食べ終わるまで、昼休みに入れない

最も多くの人が選んだのが、これだ。

昨今では、“食べ残し”について寛容な姿勢であたる学校や自治体も出ているようだが、現在の大人のみなさんの多くは、以下のような光景を体験したり目にしてきたりしたようだ。

「同じクラスの小さい男子が、先生から『食べ終わるまで遊びに行かせないぞ!』と毎日のように言われ、いつも泣きながら昼休みが終わる直前まで給食を食べてた。最初のうちはなんかかわいそうだったけど、何カ月もそれが続くうちに、『なんだこれ?』って思うようになった」(30代、男性)

「ある日の給食でにんじんが出てきて、嫌いだったから同じ班の男子に食べてもらったら、それを先生が見てて、『自分で食え!』って凄く怒られました。で、それからというもの、にんじんが献立に出てくると先生は私を監視。そのトラウマで、今もにんじん苦手です。あきらかに教育として間違ってたと思う。その他の食べられないものは、いつの間にか克服してましたから」(30代、女性)

●「連帯責任」を受け入れなきゃいけなかったこと

“連帯責任”の思い出として多くの人が頭に浮かべたのが、「忘れ物」と「遅刻」。他人の忘れ物や遅刻なんて、真面目にやっている生徒からすると、まさに「知るか!関係あるか!」だ。当時の先生たちは、連帯責任を受け入れなくてはならないことに、論理的な説明ができるのだろうか?

●「やった人が名乗り出るまで皆さん帰れません」といった自首待ち

連帯責任と似ているのが、こちら。これもまさに、やってない人からすると、「知るか!関係あるか!」である。

さらに似たような経験、というより“あるある”として、「怒らないから、やった人は挙手しなさい」と言われ、“犯人”がおそるおそる名乗り出ると、結局しこたま怒られる、という思い出も聞かれた。

●シャープペンシルの使用が禁止され、鉛筆のみが許可されていたこと

なぜ、小学生時代にかぎって、シャーペンがあれだけ不遇な立場に置かれていたのだろうか…? 約20%の人はこの項目に共感しており、結構な“あるある”のようだ。なかには、宿題すらも鉛筆で書かなくてはならない、つまり、家でもシャーペンが使えなかったというエピソードも見られた。

小学校における先生の絶対的な権力は、文房具市場の数字に影響を及ぼすほどまでに強いのかもしれない。

●逆上がり(鉄棒)ができるまで、帰れない

「~するまで、~できない」という、“給食”の項目と同種のもの。これも、できないものはできないのだから、仕方ない。いつまでも回らせてくれない、無言で立つ鉄棒の圧力に心をやられた小学生は少なくないだろう。

●日直が、その担当日に限って絶大な権力を持っていたこと

これは生徒間の問題に思えるが、“日直”という奉行を順々に指名するシステムを作るのは、“先生”という征夷大将軍だ。結局は、大権力の庇護のもとにある刹那的な権力なのである。

おい、お前そんなことすると、日直日誌に書いちゃうぞ!」という言葉に代表されるように、日直日誌が先生という大権力への報告書の役目をはたしていた、というわけだ。

不思議な不思議なパワーバランスで成り立っている日本の小学校。現在は“ペアレンツ”の権力がそこに強く介入しているようだが、現役の小学生のみなさんは、どんなことに意味の分からなさを感じているのだろうか?

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代 男女計500名

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