放送作家の鈴木おさむさんが11月10日にブログで障害者と出生前診断について、非常に考えさせられる意見を述べていましたのでご紹介します。

昨日、名古屋から帰って来た時に東京駅で久々にある人に会いました。写真の玉木さん。Eテレでやってる障害者の障害者による情報バラエティー番組「バリバラ」 の司会をしてます。

玉木さん、子供のころから脳性まひで、今は兵庫県の自立生活センターの理事をしてます。すんごくおもしろいおっさんでね、玉木さんに会ってから、障害者に対する考えが変わりました。

玉木さん、バリバラが出来る前に、自分の普段の生活を追いかけたドキュメンタリー番組に出演したんです。

そのVTRが終わり、スタジオで、司会の人に「今後の夢は?」的事を聞かれてね、玉木さん、「こういう番組がなくなることです」って言ったんですよね。

すっげー格好いいなと。

障害者を扱うと、日本の場合、感動させたり、泣かせたりするベクトルがほとんど。だから障害者が出ることで、笑ったり笑わせる番組を作るべきだってことでバリバラ、始めたんですよね。

出典 http://ameblo.jp

また、鈴木さんは以前バリバラで放映された「出生前診断」の回についての感想をこう述べています。

出生前診断、今、何かとニュースになりますよね。妊娠して、お腹の子供を検査して、ダウン症かどうかを調べることが出来る。

そのことに対して、ダウン症のけんた君って青年が、大学生の前で、授業をするんです。出生前診断に対して、関心のある大学生[女子]を集めて、出生前診断をどう思うか?と

話す。

決して、感動をあおるわけでもなく、おもしろく、バラエティーとして編集しているし、けん太君もおもしろい。その中でね、みんなが考えるんです。

出生前診断でダウン症かどうかを調べることがどうなのか?

すごいのが、そこにいる生徒達が綺麗事だけじゃなく、現実的な意見を言ってね。勇気を出して本音を言った生徒が、涙を流したり。

いや、こういう番組に対して、こういう言葉が適切かどうかが分かりませんが「おもしろかった」。

押しつけてないし、堅苦しくしてない。おもしろいと思えるから考えられる。そこでの玉木さんの言葉がまたいいんだ。

本当に格好いいおっさんです。

その玉木さんの本、またすごくいいです。是非、読んでみてください!

出典 http://ameblo.jp

そして最後に、読者に向けてこう問いかけました。

というわけで、今日は皆さんにマジメに聞きましょう。バリバラでもテーマになっていた出生前診断

みなさん、本音でどう思っていますか?

出典 http://ameblo.jp

ブログを見た方の感想

この問いかけに対して、ブログを読んだ方から150を超えるコメントが届きました。みなさんが出生前診断に感じていることを一部ですがご紹介します。

出生前診断…
 
私自身は、子どもを望んではいないのですが正直、複雑ではありますね。
 
軽々しく、良い・悪いとも言えないし

でも、堕胎を選ぶのも、障害がある子が生まれて、育てていく大変さを考えても複雑な気持ちです。

出典 http://ameblo.jp

出生前診断がテーマのバリバラ見ました。2児の母です。

出生前診断、出産後の制度。自分が該当する年齢でもなかったので、よく考えたことがなかったのですが、もし自分の立場なら...

もし、何らかの障害が今後産まれてくる子にあるとしたら、中絶を選ぶかもしれません。

自分の子供だから、可愛いにちがいない!それは、分かっているんです。でも、自分が死んだ後のこと、その子がもし、1人になった時のことなど色々考えてしまうんです...

自分のベストな答えがいくら考えても出てきませんでした。

出典 http://ameblo.jp

一人目の子どもを出産する前は、私は障害のある子どもだったら育てられない‥‥と思っていました。一人目の子が予定日にお腹の中で死んでしまったときに、障害があってもなんでもいいから生きてて欲しかったと思いました。

それは、死んでしまっていたから出てきた思いなのか分かりませんが‥‥。だから私は2人目の子を妊娠した時、障害があってもなんとかなるから、生きてとずっと願ってました。

綺麗事ですか?障害だったら堕胎?もし、赤ちゃんがその前に死んでしまったら、後悔します。身を持って体験したので。堕胎ではなく、育てるための準備として検査するのなら良いのにな。

出典 http://ameblo.jp

顕微受精で授かり、健康に産まれ、2歳になった今、自閉症で知的障害があることがわかりました。夫婦、両家の親、毎日毎日泣いています。一人目は検査しなかったけど二人目はすると思います。

顕微受精をしたとき、医師に「この受精卵の状態で本当は染色体異常がわかるけど、法律で検査出来なくて、出生前診断は着床してからしかできません」と、言われました。今わかるなら検査してよ!と思いました。着床の前後では考え方も感情も違いますよ。

出典 http://ameblo.jp

検査うける受けないではなくて、お腹の中に子供がやどった時点で、もう親なので、なにがあっても産む。私には、障害のある女の子がいます。

宿って生まれてきてくれた、命は親である自分達が守らなくてはいけないのです。はじめは、後悔しましたが、今は立派に育て上げることが生きがいです

出典 http://ameblo.jp

出生前診断については何が正解で何が間違いというものはなく、だからこそ難しい問題となっているようです。どの方の考えも理解できると同時に、コメントの一つ一つから葛藤が滲みでているようでした。

あなたはこの出生前診断について、どう思いますか?

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