記事提供:しらべぇ

さて、問題です。以下の値を求めてください。制限時間は15分!

はい、誰も(もちろん筆者も)解けなかった前提で話を進めますが、これはZ会が主催する高校生学力No.1コンテスト「超難問コロシアム2014」の決勝最終問題。

全国から84チームがエントリーし、本選12校から決勝に駒を進めたのが、洛北(京都)、東大寺学園(奈良)、筑波大学附属駒場(東京)のいずれも進学校として知られる3校。11月9日(日)、六本木ニコファーレにおいて、4時間半をこえる“知みどろの激戦”が繰り広げられ、約5万人がニコニコ生放送を視聴。

その結果、見事優勝を飾ったのは、2014年の東大合格者数第2位(104人)の筑波大学附属駒場高校の2年生チームでした。

そこで、しらべぇ編集部では、この「日本一の天才高校生」たちに、オトナたちの頭を悩ませている諸問題も鮮やかに解いてもらおう!と、質問を投げかけてみました。

Q. 日本では「少子高齢化」が急速に進んでいます。その解決策は?

天才:晩婚・非婚化の原因のひとつは、女性の社会進出。この流れは止まらないので、その傾向にあった対策が求められます。たとえば、産休・育休後の嫌がらせをチェックするような体制や公的機関をつくる。
 
待機児童問題の影響も大きい。これまでの幼稚園・保育園のように大規模な施設を増やすとお金もかかりますが、地域住民の力を借りて、小規模な育児コミュニティを運営する方法もあります。このやり方だと個人がベビーシッターを頼むのと違って、子供同士のコミュニケーションも育めるはずです。
 
また、労働時間を短くして家族の時間を増やすことも、間接的に有効。そのためには、外国人労働者の受け入れ拡大など、グローバルなワークシェアリングを進めるべきだと思います。

いきなり、キレキレの回答きた!4時間半の熱戦を終えたばかりとは思えません。

Q. 「東京一極集中と地方の地盤沈下」は、どう解決したらいい?

天才:自然の流れで起きていることなので、原因である「地方に職がない」という問題を解決する方法は、今すぐにはなかなかありません。でも、過度に集中が進めば都市部の地価や生活費が上昇するので、市場メカニズムによって地方に回帰するのではないか、と思います。
 
また、インターネットの発達によって、今以上に地方にいても仕事ができる時代がくるはずです。本社を地方に置く企業も増えると思う。
 
東京にはない地元ならではの特色を磨いて、ネットを活かして外に情報発信する産業にも可能性があります。たとえば、高知県の「ごっくん馬路村」のような。こういう試みは、マーケットを世界に拡げ、グローバル化する経済をむしろ追い風にできるのではないでしょうか。

Q. 異性の交際相手がいない人も増えています。そんな人は、どうしたらモテると思いますか?

天才:まず、「本当にモテる必要があるのか」という疑問に向き合うべき。たくさんの異性からチヤホヤされるよりも、人生で1人だけ添い遂げられるパートナーと出会うことのほうが、ずっと重要です。
 
若いうちは、男性ならスポーツができたり背が高かったり、いわゆるイケメンがモテるでしょうし、女性でも同じです。でも、大人になって家庭を考え始めると、どれだけしっかりしているか、つまり「精神的なイケメン・美人」が求められるはず。 これは、外見と違って、努力で磨いていけるもの。
 
だから、今モテていなかったとしても、悩む必要は全然ないと思います。これは決して、僕らが男子校で彼女がいないから、負け惜しみを言っているわけではありません。

天才高校生は、人生相談もプロ級の腕前であることがわかりました。

Q. 現在のこの国のリーダー層に言いたいことはありますか?

天才:将来を、あまり悲観しないでいただきたい。時代が変わっていくことを、恐れないでほしいです。
 
日本には、高齢者が後進にバトンを譲る「隠居」という文化が古くからあります。勇気をもって、若い世代に任せてほしいと思っています。

「ゆとり世代」なんて、とんでもない!一刻も早く彼らにバトンを渡したくなってしまった、しらべぇ編集部でした。

「超難問コロシアム2014」公式サイト:天才たちが解いた問題を収録した問題集も申込が可能(無料)

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