フリーアナウンサーの長谷川豊です。

今朝から大きく報じられているニュースだ。

「生レバー危険性認識か 京都の焼き肉店、30分回収ルール」

「『裏メニュー』 生レバー提供 容疑で焼き肉店経営者ら逮捕」

京都の焼き肉店で生レバーを出してたんだそうな。客からの要望が多すぎ、違法なことは分かっていたが、安全に配慮して、30分で皿を下げるなど、気をつけたりしながら、あくまで「裏メニュー」として出していたとのこと。

いや、もうね…どこから突っ込んでいいのか迷うが、僕は「普通の人」が感じていることをそのまま書きたい。

何故か新聞やテレビではそのまんま報じられており、怒りの声や素朴な疑問を投げかけない報道が続いているのだが、方向、完全に間違ってるだろ。キャスターの連中も、もっとはっきりと本音を言えよ、と言いたくなる。

2012年、生レバーを禁止した…

あの時の民主党政権がアホだっただけだって。

なんで言わない?みんなそう思ってんのに。

「裏メニュー」?

アホか、と。

僕は取材の関係で、47都道府県すべてで宿泊した経験がある。一番少ない石川県(←石川県は事件などが少なかったのです)でも2回宿泊している。日本全国回って、色んなところでいろんなものを食べてきたが…

裏メニューなんざ、常識だろ。

山口や北九州の皆さん、フグの裏メニュー、逮捕らしいっすよ?気をつけてね。アホ警察たちがヒマなのをいい事に、こんなくだらない逮捕とかやってますから、巻き込まれないようにしててね。

警察の皆さん、皆さんがとても普段頑張ってくださってるのは重々分かった上で、あえて言う。逮捕する人間、他に山ほどいるだろ。何、弱いところからやっちゃってんの?カッコ悪い。

時計の針を2011年に巻き戻す。時は民主党政権。しかも末期。支持率もご存じの通りで、政権はテレビや新聞で報じられたことに対して、不必要に敏感になり、何か報道があったらとにかく対処、、とにかく対処というムードが漂う時期だった。ま、政権末期にはよくある話だ。

そんな中、ある焼き肉店でユッケを食べた人が食中毒で死亡。こりゃ、危険です!と。いや、もともと生肉は危険なんです!と。テレビは頑張って視聴率稼ぎのために煽るだけ煽りまくった。

僕のブログを見てくださってる方や本を読んでくださってる方はもう知ってるだろうが、テレビは視聴率を稼ぐために煽ってんです。新聞は部数を稼ぐために煽ってんです。

たいして危険じゃなくても、怖いBGMかけながらやってんのは商売だからやってるだけであって、ニュースでやってる事、そのまんま信じないでください。

なのにテレビをそのまんま信じてそのまんま反応したのが、あの時の政権です。もうね、こんにゃくゼリーの時と一緒。

こんにゃくゼリーも問題になったことがあるんですよ。死亡例があるんです~!って。懐かしいでしょ?覚えてる人、いる?

あれもアホか、と言いたくなる代表例。確か…のどに詰まったんですよね。で、死亡例が起きた、と。もちを食べて死んでる人、日本で毎年何百人いると思ってんだ?と言いたくなるが…でも、テレビでキャッチ-だからって煽りまくったら、確か…蓮舫さんだっけ?

忘れた。とにかく、マンナンライフに思いっきり行政指導とか入れやがった。その前に、モチを全面禁止してみろよ、モチを。死亡者、減るぞ?

そういうデタラメ政権の中で生レバーは2012年に禁止になった。

2011年の死亡例は、確かに悲しい出来ことだったことは言うまでもない。だが、僕は以前にも「日本の『海の規制』」についても同じことを言ったのだが…取り締まるべきは…その「問題となった焼き肉店一店舗」であって、なんで日本全国、ちゃんとした安全を配慮してメニューとして出してた店まであおりを喰らわなきゃいけないんだって話。

日本の行政の規制はとかくこういう「雑(ざつ)」なものが多い。

以前、「テレビがつまらなくなった理由」ってことを考察する中で、日本はギュウギュウに堅苦しくなっているのではないか?と書いた。その理由として、「トップダウンで『雑』な線引きをして、『あれやめろ、これやめろ』と言うことに満足して、規制ばっかり作ってる」と指摘したのだが、その中で例として出したのがその「海の規制」の事例だった。

ある海では、前年に悲しい事件などが起こっていた。治安なども悪くなっていた。

そこで、その海では「酒はダメ」「音楽もダメ」。様々なものをダメダメにしまくったところ、客が6分の1にまで減少した。海の家の経営者などが悲鳴を上げている話を書いた所…

何もわかってないバカたちが「このアナウンサーは死亡事件の事も知らないのか!」「治安のいい方がいいに決まってるじゃないか!」

と頭スッカラカンの意見を書いて来ていたが、んな事件くらい知っとるわ、というツッコミは置いといて、要は、

事件には「その事件に対しての対処」をすべきなのだ。

酒もたばこも音楽も全部やめることは、他の「真面目に楽しんで迷惑などかけていないお客さん」の「自由を奪っている行為」以外何物でもない。そこが全然わかっていない。

その細かく丁寧な努力を手抜きして、単に「全部やめろ!」となったので客にドン引きされただけだ。要は規制のかけ方が…会議室の中で適当にやってしまってるので「雑」なのだ。

2011年の焼き肉店の死亡例に関しては、その焼き肉店を取り締まればいいだけの話だ。そもそも、日本の歴史上、何人の人間がユッケを食べてきてるのか?そもそも問題が起きるまでの間、多くの焼き肉店は「生の肉」に対してとても丁寧に扱ってきていたのだ。

本当にみんな努力して気をつけてきていたのだ。もちろん、消費者だって「生肉」はみんな気をつけながら食べている。それらは自己責任の上で、許される自由な行動の範囲のはずだ。法で規制する話じゃない。

全部辞めりゃあいい話じゃないだろう、と思う。そのまま「生だから」って理由で「寿司」でも規制して「安全ですね~」ってほざいてみるか?かりそめの安全神話に満足してみるか?いつかやりそうで怖い。日本だと。

「日本の中で『ある一店舗だけ』が適当な管理をしていて、食中毒が起きましたよ」って話と…

「法で規制して、今まで真面目に出してた『全ての店で全部レバーはやめろ』!」って話は…

全然違う。

なんでテレビや新聞はそこまで突っ込まない?なんでキャスターはそれを言えないのか?大人しい意見しか言えない腰抜けキャスターを見ていると、なんだか悲しくなる。

今、「タブーなし」を掲げるTOKYO MX(9チャンネル)でキャスターをやってるからだろうか?本音を言っていないテレビが最近、哀れに見えてくるようになってきた。

法を犯しました。

これはダメ。なので、今回の逮捕も、いったん「全部を理解しない!」とは言わないけれど、その元になってる法律がそもそも間違ってんです。あの民主党政権が作った規制自体が的を射ていないんです。

と、言うか個人ブログなので全部はっきり書くが、現在も日本中で「裏メニュー」くらいある。フグも然り、ユッケも然り。そこらじゅうの焼き肉屋さんで、今でも頼めば「ユッケ」くらい出てくる。

その焼き肉屋さん、全部逮捕する気かよ、と問いたくなる。警察のみんな。そこまであなた方、暇じゃないはずだが?

京都府警に告ぐ。

即刻、その逮捕した焼き肉店の店主を保釈すべきだ。

見せしめのつもりかもしれないが、恐らくあなた方の逮捕は世間的にはあまり理解されにくいのではないかと思う。違法な行為とはいえ、世間は「悪質かどうか」で判断すると思う。

報道を見ても、店主が「お客様の声に懸命にこたえようとしていた」姿勢がうかがい知れる。悪質性はないと思う。

即刻保釈して、その上で、その店に署のみんなでその店に行ってみたらどうだろう?そして「裏メニュー」を頼んで食してみてはどうだろうか?今の日本で、どれだけ素晴らしいものが食べられなくなっているか?理解できるのではないかと思う。

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