神戸小1女児死体遺棄事件

出典 YouTube

皆さんは神戸の小学校1年生の女児が殺害され、死体遺棄されていた事件をご存知だろうか。テレビやインターネット上の様々なニュースで取り上げられた事件なのでご存知の方が多いと思われますが、如何だろうか?

神戸市長田区で今月11日から行方が分からなくなっていた小学1年生の生田美玲ちゃん(6)が遺体で見つかった事件で、警察は、近くに住む47歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

出典 http://www3.nhk.or.jp

実はこの犯人は「知的障害者」であると、読売ニュースで報じられております。

君野容疑者は、遺棄現場から南東に直線で約50メートル離れたアパートに居住。知的障害があるという。

出典 http://www.yomiuri.co.jp

この「知的障害」の件について、twitterなどのインターネット上のWEBサイトでは批判的な意見が飛び交っています。

皆さんも、この事件が知的障害を理由に「不起訴」にでもなれば当然、不満が出ますよね? 障害者だったら何をやっても許されるなんておかしい。障害者でも、犯罪者は法の下で裁かれるべきだ。そう考えている人も多くいると予想出来ます。

この記事を書いている私本人は1級身体障害者ですが、障害者だからといって何をやっても許される、とは当然思っていません。しかし、ニュースで「知的障害」という部分がピックアップされればされるほど、世の中の犯罪を犯していない知的障害者が批判の的に晒されてしまう。それは果たして、本当に許される行為なのか? 匿名だからといってなんでもかんでも批判をすればよいのか? と考えています。

しかし、この「知的障害」という部分があまり報道されていないのも、メディアのおかしなところだ、と疑問に感じています。

「アスペルガー症候群」や「ADHD」のような発達障害者は、知的障害者と混同されがちです。恐らく、批判の的は知的障害者だけではなく、発達障害者にも矛先が向かうことでしょう。そういったことを恐れて、あまりメディアでは犯人が「知的障害者」だという部分が報道されないのかもしれません。

神戸市長田区で小学1年生の女児の遺体が見つかった事件で、被害女児が通っていた市立名倉小学校の児童らが異変を訴えている。

出典 http://www.asahi.com

しかし、この事件が子供達に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症させている、ということも事実である。特に、犯人が不起訴にでもなれば、さすがにその理由が「知的障害者だから」という部分を報道せざるを得ない。そしてその怒りや不安、恐怖の矛先が「犯罪を犯していない知的障害者」にも向かってしまう。

それだけは、さすがにおかしい! と私は主張する。

現場近くの40代の女性は、知的障害のある高校1年の次男(15)が「遺体発見のニュースを見て震えたり、泡を吹いて倒れたりした」と話す。食欲が落ちて学校を休むなど精神的に不安定になっているという。

出典 http://www.asahi.com

実際、発達障害者や軽度の知的障害者はヤクザ絡みの事件に巻き込まれることも多いのです。妙に人懐っこく、人を疑わない性質がある為(もちろん、症状は人それぞれですが)水商売や風俗・AV(アダルトビデオ)などの業界に低賃金で流される(無理やり働かされる)ことも多いのです。

最後に

このニュースではたまたま「加害者」側が知的障害者だっただけで、「被害者」側に回る可能性だってある。

それこそ、健常者も障害者も同じではないだろうか? 健常者でも犯罪を犯す人間は数多くいる。

確かに、知的障害者の再犯率は高いと一般的には言われています。私も知的障害者と積極的に関わりたいか、と言われれば「NO!」と言うでしょう。そんな私が発言するのもおこがましいことかもしれませんが、

『この事件を通じて”知的障害者”を批判することは間違っている!!』

(文/だいちゃん(∀))

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