今年も数々のドラマが生まれた鳥人間コンテストですが、今回は同コンテストの伝説として語り継がれているフライトをご紹介します。2011年大会に出場した東北大学「Windnauts」の中村拓磨くんのフライトです。

出典 http://youtu.be

未曾有の被害をもたらした東日本大震災の被災地でもある宮城県・東北大学の人力飛行部「Windnauts」のパイロットとして選出された中村拓磨くん。東北魂を胸に飛び立った彼はこのあと、思いもよらない孤独な戦いを強いられることになります。

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飛び立ってから3km地点を過ぎたあたりで、GPSの信号が途切れ、設計担当の桂くんとの無線も途絶えてしまうハプニングに見舞われます。

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人力飛行機なので、足で歯車を回し続けなければなりません。自分がどこを飛んでいるのかもわからぬままフルパワーで漕ぎ続けます。

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その結果逆走し、2km地点まで戻ってきてしまいます。

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孤独と戦いながらひたすらに漕ぎ続けます。

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その結果見事に旋回し、目的地へと進路を変えることに成功。

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しかし、彼の疲労はピーク。ついには脚もつってしまいます。

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それでも懸命に漕ぎ続けます。もう完全に限界を超えています。

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着水しそうになってはまた浮上する機体。完全に気力だけで飛ばしています。

中村くんの勇姿をご覧下さい

出典 YouTube

18687.12mという大記録で堂々の優勝。ルートを外れていた飛行距離も含めるとなんと35kmも飛行していました。

現在の中村くん

出典 https://twitter.com

アメリカ南部の名門、ジョージア工科大学に通い航空宇宙工学を専攻しています。

アメリカ滞在もトータルで3年目。色々とこの国の良いところと悪いところが分かってきた感じだ。嬉しいことも辛いことも多い留学生活、辛いことの方が多いかな。まぁそれも含めて楽しんでる気もするが。


エンジニアとしても、パイロットとしても、自分でやれることが増えて楽しい今日この頃。自分で設計して自分で作った飛行機が自分の書いたプログラムで飛ぶ快感。学んだ理論を自分でセスナで実践して死にかけるスリル。

航空工学、制御工学ってガチでおもしろいなぁと思えてきた。将来飛ばすのは飛行機か?
ヘリか?ロケットか?宇宙船か?俺がまとめて全部ぶっ飛ばしてやるぜ!


将来の夢:あなたを宇宙に連れて行くことです

出典 http://takumanakamura.net

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