過去何回かにわたってお送りしてきた「フリーランスの心得」ですが、散々ヒドい話ばかりやってきたので、今回は「ウハウハ編」です。ウハウハ経験をしたフリーランスの方々の体験談をご紹介します。あとは売れた後の心がけについても。皆さんも稼いでください。

8年の丁稚奉公の後、突然大口契約を与えられる

某大手企業勤務・Aさんの年間30万円(でも労働時間は800時間以上)を8年間ひたすら続けてきたら、Aさんが突然出世して予算をたくさん握れるようになった。すると突然「あっ、来月からキミに毎月105万円の仕事出せるようになったから」と言われ、その仕事が6年続いた。大事なのは目先のカネではなく、出世しそうな人にくらいつくこと

とある企業の役員から好かれ、「霊能師」のような扱いになった

役員・A氏がまだ現場にいた頃、彼の下で現場作業をしていた。会議終了後などにも残るよう言われ、延々悩みを聞いたり、考えを整理していたら妙にその時評価され、「キミ、賢いねぇ!」と感心される。

それから数年後、彼が役員になり、様々な意思決定をする際や悩みがある時は役員室に呼ばれ、助言を求められる。これだけで月に数十万円貰えるようになった。自分は霊能師になれるのでは…と思っている。エラい人は孤独なもの。

いつ足を引っ張られるかも分からないので、「私は身近な存在ですよ。雑用でも何でも言ってくださいね」という意思表示を普段からしておくと、後で生きてくる。

ゴーストライターをやっていたら突然その本が売れた…

今年前半話題になった「ゴーストライター」ですが、書籍の場合、印税は3%程度はもらえる。1500円で5000部、25万円の印税で満足していたら、この本がバカ売れ…。大金を手にすることに。

その著者も出版界で顔が利くようになり、「オレはいいゴーストライターを知ってる」と嬉しいんだか嬉しくないような評判を巻き散らかしてくれ、イケてる人々のゴーストライターで荒稼ぎ!仕事はとりあえず何でもやっておくものだ

年度末、たまたま使う予算が余っていたので「オレとお前で山分けだ」

年度末、広告関連で「何でもいいからやってくれ」と言われ、広告代理店の営業とフリーのプランナーとでとあるウェブ企画をやることに。営業からは「アンタは誰使ってもいいから、予算半分やる。

それでなんか面白いことしてくれ」と言われ、極力外注に発注するのは避け、数百万円の大金GET!ここで重要なのは「何でもいいからやってくれ」と言われるような敏腕営業を知り合いに持っておくこと。

ここまでは、人間関係でなんとかなっちゃった、という話ですが、そこに至るまでに重要なのが「専門性」

フリーランスに発注する場合、「専門性」が選ばれる最大の要因となります。「ライターです」「何のライターですか?」「何でもできます」「……(困ったな。何を発注していいか分からない)」なんてことになります。

むしろ「ライターです」「何のライターですか?」「(相手を見て…う~ん、この人、お金の貯め方特集とかしたがってるな…)はい、私は節約術に詳しいです」「(目を輝かせて)えっ!そうなんですか?たとえばどんなのがありますか?」「(立て板に水の如く喋り始める)ポイントカードの貯め方のコツってのには詳しくてですねぇ。例えば楽天カードだったら…(と延々喋りつづける)」

この企画でうまいこと行ったら、「節約コンサルタント」とかを名乗れ、引く手あまたになる可能性があります。別に「引っ越しシーズンに重宝・間取り評論家」とか、「リタイア後の人生設計を考えるのが得意・退職アドバイザー」なんかでもいいのです。

無事「専門家」になれた場合は、以下の仕事が来て、後は仕事が仕事を呼び、もうあなたはウハウハフリーランス街道まっしぐら!

・書籍執筆
・連載(新聞・雑誌・ウェブ)
・番組出演(ラジオ・テレビ)
・講演(地方自治体・企業・大学など)
・コンサルティング
・アドバイザー

飽きられない限りは、これで一部上場企業のエリートサラリーマンより稼げます。しかし、何年その状態が続くかはまったく分かりません。やっぱりフリーランスは一寸先は闇なので、固定費はキチンと下げておきましょう

フリーで売れた時の心がけ7つ

1. この状態がずっと続くと思うな。経済情勢、政治状況、自分に良くしてくれているクライアントの失脚…自分の実力ではいかんともしがたいことが多過ぎる。だから途端に豪勢な生活はするな。

2. 少し名が通ったからと言って、エラソーにするな。お金をくれる人が一番エラい。仮に相手の方が若くても、その人の方がエラい。

3. 低姿勢でいることはマイナス評価にならない。だったら上から目線になって嫌われる可能性は一切排除し、徹底的に低姿勢で居続けろ。

4. 「○○円以下の仕事、僕しないんです~」は言うな。相手は正直「オレの1ヶ月の給料より高いんだけど…。アンタ、ウチの仕事だけじゃないんでしょ? いくら稼げばいいんだよ…」と思っている。

5. 若く生活に困っているフリーには仕事を回せ。そこで大幅に中間搾取するのではなく、相手も納得できる程度の「管理費」「営業費」を取る程度にしろ。

6. 手抜きはするな。むしろ売れているのに「他人に振るのではなく、自ら現場仕事を今でもやってる」という見られ方をした方がいい。

7. 結果は出し続けろ。「終わった人間」だと思われずに継続発注を受けられる。

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