フリーアナウンサーの長谷川豊です。

週末は大阪出張。

テレビ大阪の「たかじんNOマネーBLACK」に出演し、大きく報じられている「朝日新聞誤報問題」について片山さつき議員たちと共に意見を述べてきました。

この問題に対する僕のスタンスはすでにブログで書いてある通りでそもそも「問題だと思わない」が回答となります。

番組でも申し上げましたが、「従軍慰安婦を『強制的に連行』していき『性奴隷』にした」なんてことはそもそも作り話もいい所で、その程度の事はある程度の勉強をしている人ならただの常識でしかないし、そんなことは産経新聞が何年も前からずっと訴えてきていることです。

誰も信じなかっただけで。だってサンケイだし、右だしーって言って。

あまりにも当たり前の話だし、んなもんギャースカ騒ぐ話でもないんですが、スタジオの皆さんは色々と聞きたいこともあったようで、僕はメディアの人間として、報じる側にいた人間として、答えられる質問には答えておきました。

まず、司会のメッセンジャー黒田さんが聞いてきた質問ですが、

「なんでこの吉田さんという人は、こんなウソを言うたんですか?」

お答えします。ものすごく簡単だし、僕自身何度も経験してきたことなので。はい。シンプルに言うと

「金のため」

です。おしまい。

ホントですよ?僕、右翼でも何でもないの知ってるでしょ?ただの普通の人間です。でも、色んな現場に取材に行くと、必ずと言っていいほど遭遇するんですけど…

「マイクを向けると『テレビ的』なコメントをくれる人」

って人々がいるんです。正直な話、これがまたかなりの数います。助かるんですけどね、現場では。マイクを向けると使いやすそうなインタビューを答えてくれる人って。

でもですね、インタビューを撮るたびに毎回毎回裏取りなんて出来ません。そんなもん出来ません。時間かかってしょうがないし。テレビ番組、作れません。

朝日新聞ってのは分かりやすく言うとサヨク新聞な訳です。それはもう皆さんがご存じの通りで。産経新聞はグリグリのウヨク新聞です。こうやって両方向からの意見を照らし合わせる事で、僕たち日本人は真ん中の意見や正しい意見に近づくことが出来るんですよね。なので、朝日がサヨク的なのは全く問題なんかじゃないんです。そういう新聞なんだから。

でも、サヨク的な発想であったり意見って、結構難しいところがあって、なにが難しいかというと、

「小学生でも知ってます」

的な話が結局の結論部分だって話なんですよね。

戦争反対ー!とか、原発ハンターイ、とか。特に戦争反対なんてあまりにも当たり前すぎてそのまま話しても誰も聞いてくれないし、「いや、知ってますけど?」って言われておしまい程度の話だったりするんです。

そこで登場しなければいけないのが「テレビ的な人」の存在です。

もっのすごい話をしてくれる人。「マジすかぁ!」って誰もが驚くような話をしてくれる人。その人の話を新聞紙面に載せたら、一気に販売部数が跳ね上がるような人。
ほら?

皆さんの周りにもいるでしょ?「おいおい、マジか?」って言われることに快感覚えてるタイプの人。例を挙げると、

「俺(あたし)、霊感強いんだよね!」

と言いながら幽霊話を真剣にしている微笑ましい方々を思い浮かべてください。そう言う人たちって、「自分の話が注目される」ってことにとても快感を覚えるタイプの人たちなので、逆の言い方をしちゃうと、「注目されるところまで話を盛っちゃう」タイプの人たちなんですよね。だって、注目浴びたいし。注目浴びたら気持ちいいし。

こういう話をすると、必ずと言っていいほど「お前らアナウンサーなんてその典型だろ」とか、分かってないのにイチャモンだけつけてくるアホが多いんですが、全然違います。これは全国のアナウンサーの名誉のために言っときますけど、アナウンサーってかるーく喋りますし、気さくっぽく、重苦しくなく話をしますが、実はその一文一文にかなり意味を持たせて話すように徹底的に教育されてます。全国放送のテレビ番組で話を盛りまくったら、そのダメージが大きすぎるからです。

話がそれましたが、そんなこんなで

「作り話を仰々しくする」

人ってのは世界中どこにでもいるもんなんです。で、朝日新聞としては「戦争ってやだよね」という、あまりにもインパクトの無さすぎる話を書かないといけないし、んなもんで発行部数を稼げるわけないし、なところまで行くと、ろくな裏取りもせずに今回問題になってるような吉田さんみたいな人の意見をそのまま書いちゃいます。だって

「こういう話が聞けた」

ってことは事実だから。全く朝日新聞は悪くないから。だってそんなことを言う人がいたってとこまではホントだし。で、それくらいキャッチ-な話ってのは多くの人が飛びつくわけです。戦争反対の運動家たちにとってはまさに救世主。

吉田さんはその証言によって一躍スターダムにのし上がり、当然書籍も販売してますし(←バカ売れ)、講演会の依頼は殺到してますし、とてつもないビジネスになっています。講演会のギャラも相当良かったはずです。引っ張りだこだったらしいし。

繰り返します。吉田さんが「強制連行がぁぁぁ!」ってウソ話をしたのは

ただのビジネスのためです。

そして、そんな情報が満載なのがメディアの正体です。新聞だけじゃない。テレビだって同じです。伝えてきた僕が言うんだからウソじゃないです。そういう話をすると、司会の眞鍋かをりちゃんが

「それじゃあ朝日新聞、大スポ(←東スポの大阪版です)と一緒じゃないですか!」

と聞いてきました。お答えしましたけど、

そうですよ?何か?

まさか違うとでも思ってらっしゃったんですか、という感じ。

「矢追純一が言ったんだ!」とUFOについて特集する東スポと

「吉田さんって人が言ったんだ!」と慰安婦は強制的に連行されたと特集する朝日新聞。

逆に聞きたいんですが、何か違う点ってありましたっけ?いや、メディアって全部同じですよ?メディアってのは人間が作ってるんです。聖人君子が作ってるんじゃないんです。そもそも

「一歩引いて参考意見として」

接する媒体のことを「メディア」と言うのです。日本人の多くが勘違いしてるんですけど、「正しいことを伝える媒体」なんてものはどこにも存在しません。

正しいこと、信じるべきは「自分自身の価値観」です。そんなものは自分でみつけるものです。

朝日新聞は正しくて東スポは信じない?笑わせるご意見です。

大手のメディアだから真実を書いているとでも?逆!逆!

大手メディアってことは今まで「売れてきた」ってことです。と、言う事は

「キャッチ-な記事を書き飛ばしまくってきた」

って媒体なんです。強い文言、強い記事。それが紙面に踊ってたから皆さん買ってきたんでしょ?と、言う事は、大手メディアこそ、そのまんま信じちゃうと、大きなダメージになるもんなんです。今回の慰安婦問題のように。

僕は以前のブログで「東スポが日本のメディアで一番だと思う」って書きましたけど、あれ、別にネタな訳じゃないんですよ?いろいろ考えたうえで書いたんです。だって、他の大メディアのように迷惑かけてないでしょ?アメリカに慰安婦像作らせてないでしょ?産経新聞だって、今回の事で大喜びして叩きまくってるけど、今、韓国で大変なことになってるの知ってました?

韓国の産経新聞ソウル支局長、大問題になってるんですよ?噂記事をそのまま書き並べて、国際問題レベルのなってる。産経だって同じです。もちろん読売も同じ。ナベツネさんのいるグループの元で「公平・公正な報道」なんて出来てる訳ないでしょうが。毎日だって同じです。

ちゃんとたまにはスクープも出すし、面白い紙面づくりを心掛けているし。

僕は東スポが「メディア」としては、実は一番誠実に、正しい作りをしていると考えています。少なくとも、偉そうな態度なんてとらないしね。大メディアの記者さんたち、けっこう態度、でかいですし。プライドだけ高いし。人のことは責めたてますけど、自分のミスは謝罪なんてしないしね。今回の朝日がそうでしょ?

メディアは参考意見です。それ以上の存在ではないです。金儲けのために派手なこと言ってる連中の言葉は、ちゃんと一歩引いて聞きましょう。

それが今回の朝日誤報問題の本質です。

(見出し画像引用元/zakzak.co.jp

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