秋色に染まった木々をバックに撮影された…赤く色づいた木の実。

季節の移り変わりを感じさせる、とっても素敵な写真ですが、実はコレ。落ちていた木の実を拾ったのではなく、なんと刺繍!ロシア人アーティスが作った前衛アート「3D刺繍(3D embroidery)」なんです!

以前から存在していた「立体刺繍」という手法をもとに、独自のアイデアを詰め込んで3D化。まるでモチーフが浮遊しているような印象を与える…コチラの刺繍。生み出したのはロシアを拠点に活躍する刺繍デザイナー・Krista Decorさん。

なお、kristaさん。元々はロシアの有名ファッションデザイナーの下で働いていたそうなのですが、偶然なのか、はたまた運命なのか…。ここで、フランス伝統の刺繍「リアルオートクチュール刺繍」に出会い、刺繍の虜に。そして、自分の個性(オリジナリティ)を出せないものかと、様々な手法を勉強し取り込んでいった結果、遂にこの「3D刺繍」に辿り着いたのだとか。

3D刺繍。最大の秘密は縫い付ける生地にあり!

コチラが制作中の3D刺繍。

ん?すでに宙に浮いている!?

まるでトリックアートのようですが(驚)、縫い付けているのは、六角形の網地を織り出す織物の一種「チュール布」。これが、Kristaさんの生み出した手法。浮いているように見える最大の秘密だったんです。

ウエディングドレスやバレエウェアなどで使われるチュール布。そこに様々な太さの刺繍糸(羊毛)を縫い付け、生み出される「3D刺繍」。

これなんか…本物の木の実にソックリ!

地面に落ちていたら、100%刺繍だとは気付かれないことでしょう。

また、刺繍に合わせてチュール布をカットすれば、これまでにない…斬新でとっても素敵なアクセサリーに早変わり!軸部分にワイヤーを埋め込んでいれば、花々に動きを持たすことも可能。まるで本物の花々が咲いているかのようですね。

ワンポイントで装着するのもGOOD!

刺繍枠を付ければ、それはもう…完全にアート作品!

Kristaさんが大好きだというオリエンタルデザイン。おそらく日本をイメージした!?ものだと思われますが、本当に空を舞っているかのような鶴。もはや刺繍の域、完全に超えちゃっていますよね。

細部はこんな感じ。浮いているように見えるアイデアも素晴らしいのですが、刺繍のテクニックも素晴らしい!

「空や太陽をバックに写真を撮ると、より浮いているように見えるわ!」

そう語っていたkristaさん。たしかに光が差す事で、刺繍がより、浮いているように見えますね。

コチラはメキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロがモチーフ。

ロシアと言えばマトリョーシカ。遊び心満載ですね!(笑)

現在は刺繍デザイナーとして活躍する傍ら、地元で刺繍教室を開き、たくさんの人々に刺繍の魅力を伝えているというkristaさん。その技術の高さから、遠方からも生徒たちが押し寄せているそうですよ。

従来の刺繍に新しいエッセンスを加えることで開花した…魅力一杯の「3D刺繍」。興味を持った方、心射抜かれた方は是非、kristaさんのインスタグラム。覗いてみてはいかがでしょうか?

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