記事提供:しらべぇ

30日に放送された『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)では、米国で中古着物会社を経営するバイヤー姉妹に密着した。

■米国最大の中古着物会社を経営

米国の中古着物会社は8~9社ほどで、中でも最も規模が大きいのが姉妹の経営する会社だそう。まずは着物仕入れのため、繊維専門店が60店舗以上ある日暮里へ。

着物の中でも普段着にあたる、同じ模様が全体に描かれた「小紋(こもん)」が米国で売れ筋のようだ。

姉妹は、ロリータファッションの上に着たり、男性が女性用の着物をロングコートのように作り直したり、ミニスカ風にアレンジしたりと、新たな着方を提案している。

Twitter上でも着物のアレンジを評価するつぶやきが多い。

■高野山で涙する姉妹

和歌山・高野山に訪れる姉妹は、入り口にある大門で突如感動し、涙を見せる場面も。

今から30年前、姉妹の父が日本土産でプレゼントしてくれた着物の魅力に取り憑かれ、着物の会社を経営することが夢となった。

独学で知識を身に付けていた矢先、妹が病気を患い歩行困難になってしまい、夢を一度諦めることに。

7年間のリハビリを経て回復したが、会社設立の夢を諦めきれず、着物の情報収集をするため来日した際に、高野山で運命の出来事が起きた。

■地蔵のお告げ

妹がみかんを頬張りながら歩いていると、ある地蔵の前で「着物の会社を作りなさい」とお告げを聞いた気がしたという。その場で米国の姉に連絡を取り、3年後に会社を設立。

その地蔵は「お化粧地蔵」と呼ばれ、地蔵に直接化粧をすれば、美しくなれると伝えられている。

妹は7年ぶりに、姉は初めて、会社の原点である「お化粧地蔵」に会いに来たのだ。みかんを購入し、地蔵にみかんを供えて、自分たちも頬張る。

視聴者も会社設立のきっかけに、驚いたようだ。

■会社名もお告げに由来

姉妹の経営する会社の名前は「タンジェリンマウンテン」。タンジェリンとは、みかんの一種であり、みかんを高野山で食べたことに由来している。

今回の思い出を胸に、また心機一転がんばることを誓う姉妹。夢を諦めない美しさがそこにあった。

これからも地蔵パワーで着物の新文化を開拓しつづけてもらいたい。

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