記事提供:AbemaTIMES

自民党の圧勝に終わった衆院選。ANNの出口調査では、18歳、19歳の47%、20代では49%が自民党を選択していたことがわかった。

28日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』に出演した自民党の平沢勝栄・衆議院議員は「昔は若い人=革新というのが定説だったが、それが逆転したのは意外だ。実は選挙権年齢引き下げの議論の中で、自民党の中には選挙で不利になるのではないかという意見もあった。生活が安定しているということが大きいのだと思う」と話す。

アイドルの桜雪は「若い人たちは、社会に出て様々な苦労も経験していないので、今のままで良いと思ってしまうのではないか。また、野党に関しては“ブレーキ”と言うイメージが強い。技術革新が世界で進む中、日本は中国などにリードされていると感じている。憲法や法律を今に合ったものに変えるとか、新しい時代に適応することにブレーキをかけてしまうのではないかという感覚があるのでは」とコメント。

国際ジャーナリストの七尾藍佳氏も「新卒の就職率も安定しているので、このままで行ってほしいという気持ちがあるのだろう」と話す。

また、コラムニストの吉木誉絵氏は「民主党政権時代の就職率の悪さのイメージが残っているのだろうし、やはりこの世代はテレビを見る時間よりもネットを見る時間の方が長い。どの媒体を通して政治を見ているか、ということで、自民党への支持率が違ってくるのではないか」と指摘する。

「自民党を支持している東大生へのアンケートでは、国が好きということに右も左もないのに、好きだと言った瞬間に右と言われたり、外交・安全保障はリアリズムに基づかなければいけないのに、国会で非現実な議論が多いと感じているという回答があった。

リベラルの中でも社会保障の充実や格差是正など、福祉国家擁護論は支持を得ていると思うが、非現実的な護憲主義は支持を失っている。

旧民進党は、それに引っ張られすぎた印象があるので、党内では非主流派と呼ばれた、現実的な改憲論を唱えられてきた渡辺さんたちが希望の党に行き、立憲民主党と分かれたことで有権者にとっては選択しやすくなったと思う」(吉木氏)

吉木氏の指摘を受け、希望の党の渡辺周氏は「自分の選挙区で、子どもに“どうして安倍政権を倒さないといけないのか聞かれ、答えようがなかった”とあるお母さんに言われたことがある。就職氷河期を経験している人たちに比べ、子どもたちは“家族の仕事が安定している”ということをなんとなく感じているのだろう。そこに我々野党が、なぜ政権を変えないといけないかというところまでアプローチできていない」と話した。

「かつて永田町の外から小池さんや前原さん、枝野さんが参加して『日本新党』が生まれ、永田町の中からは自民党を出た若い人たちが『新党さきがけ』を作って、合流した。

政官業の癒着のような古い保守政党ではない、新しい保守政党を作ろうと国民も熱狂したが、誕生した細川連立政権はなかなかうまくいかなかった。

当時は湾岸戦争もあり、国際貢献をどうしたらいいかというテーマに対しても、自民党・社会党の55年体制ではないところから回答を模索した。

今、改めて非自民・反共産党で、外交・安全保障は観念的平和論ではなく、問題に現実的に対応できる政党つくりを理想として、今も理想として政界に入ってきた」(渡辺氏)。

また、民進党を離党、無所属から立候補した江田憲司氏は「20代は保守化している、安定志向。戦争から遠く、あまり体験も聞いたことが無い。そういうことも影響しているのではないか」と述べた上で、「リベラルは日本で誤解されている面がある。左派とか右派ではなく、寛容や自由を重要視し、多様な価値観や生き方を認めるのがリベラル。自民党はどちらかといえば伝統的な価値観や生き方を重視する。そういう対立軸での二大政党制があるべき姿だろうと思う」と指摘した。

(AbemaTV/『みのもんたのよるバズ!』より)

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