記事提供:AbemaTIMES

東名高速で夫婦が死亡した事故で、逮捕された石橋和歩容疑者は過去に少なくとも3回、ほかの車への進路妨害を繰り返していた。

容疑者の自宅周辺を取材すると、石橋容疑者の人物像について「びっくりしましたね。普通の人でしたから」「あまり変わった人でもないし、今度みたいな事件を起こすような感じはしなかった」といった“意外”の声が多く聞かれる。

しかし、石橋容疑者は今回逮捕された東名高速の事故の約1カ月前にも、交通トラブルを起こしていたことがわかっている。

1件目の現場は、福岡県中間市の自宅から車で2時間弱もかかる、山口県下関市にある角島大橋周辺。5月8日の夜、一般道を走行していた石橋容疑者の車が突然時速10kmほどに減速。

石橋容疑者は追い越した後続車に対してクラクションを鳴らしたうえ、進路を塞ぎ停車させその車の窓を叩いたとされている。

数時間後の午前1時ごろ、今度は下関市豊浦町の国道にあるコンビニエンスストア付近で2件目のトラブルが起こった。石橋容疑者が追い越そうとした車の進路を妨害、停車させたのち運転席のドアを蹴ったとされている。

さらに数時間後、2件目の現場から約4km離れた同じ国道で3度目のトラブル。今度は追い越そうとした車に対して幅寄せをし、接触させたことがわかっている。

このように自身の注意だけでは避けられないこともある運転時のトラブル。危険なドライバーに遭遇した場合、どのように対処すればいいのだろうか?『けやきヒル'sNEWS』(AbemaTV)では交通ジャーナリストの清水草一氏に話を聞いた。

清水氏は「危険なドライバーへの対応」として次の3点を挙げる。

(1)煽られたら

×→スピードを出して逃げる
○→道をゆずる

(2)道をゆずっても回避できなかったら

×→追い越し車線などその場で停車
○→見通しのよい路肩に停車、ハザードをつける

(3)相手が車から出てきたら

×→車外に出て対処
○→車の中から出ず110番通報

※ドライブレコーダーがない場合は相手の行動をスマートフォンなどで撮影。

(1)に関しては、スピードを上げて逃げると心理的に追う方が有利になりやすいことと、カーチェイスとなって事故につながる可能性を指摘。

(3)は相手の心理を逆なでしてしまいそうだが、車のガラスは格闘家でも容易に割れない強度があるため、車内で対処することを推奨した。

同日に3件ものトラブルを起こした石橋容疑者の行動を見ると、“ハンドルを握ると性格が変わる”といった言葉も思い浮かぶ。

明星大学准教授で心理学者の藤井靖氏はこの心理について、運転中はストレスがかかっているため基本的に“怒りの感情”が起こりやすい状況であること、車内は匿名性が高まり“プライベート感覚”になりやすいことの2点を指摘。

また、運転中のイライラを解消する方法として「環境や体の状態を変えるのがいい。窓を開けたり、休憩を入れたりして体をリラックスさせること」を推奨した。

(AbemaTV/『けやきヒル'sNEWS』より)

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