仏の野生のネコ科動物の保護団体「Panthera」が、大変貴重で珍しい動画の撮影に成功、公開しました。その動画に捉えられているのは、野生のスナネコの赤ちゃん!「研究者がアフリカ生息域で姿を捉えるのは初めて」と大きな注目を集めています。

控えめに言って天使!可愛すぎる野生ネコ

スナネコは、アフリカからアジアの砂漠にかけて生息している小型の野生ネコ科動物。成長しても体長50センチ前後、体重1.5~3キロ程度とかなり小さめで、大人になっても子ネコのよう。特徴的な大きく三角にピンと立った耳や、幅広の頭に大きな目という姿が愛らしく、砂漠のアイドルと呼ばれることも。

しかし、性格もおとなしく臆病なスナネコは、滅多に人前に姿を現しません。また砂漠に暮らす夜行性の動物ということもあり、その姿を捉えることが大変難しいと言われています。

諦めかけた時に暗闇に3つの光る瞳が

今回、野生のスナネコの赤ちゃんの動画撮影に成功したのは、Pantheraのディレクター・グレゴリー・ブレトンさん。2013年からサハラ砂漠でスナネコの調査を始め、訪れたのは今回で5回目。これまではいずれも成果がなく、今回も滞在9日目までは空振り。当日も7時間も車を走らせたものの、何も見つけられずにいたそうです。

諦めかけていた午前2時頃、暗闇の中に光る瞳を発見、確認すると生後6~8週間の子ネコを真っ暗な茂みの中に発見。驚かせないように細心の注意を払って撮影、近くに母親の姿も確認します。そしてなんと、このあと立て続けに29匹の姿を確認したのです。

生息しないと考えられていたナイル川の西で多くのスナネコを確認したことで、謎に包まれた生態が解明されるきっかけになるのではと、世界中から注目されています。

研究者が捉えたのはアフリカで初!

今回、公開された動画では3匹のスナネコの赤ちゃんが、まわりの様子を伺う姿が収められており、その姿はもっふもふのコロコロ。あまりの可愛さにため息がで続けてしまうほど!これは、もう、天使としかいいようがありません。

一時期は、国際自然保護連合(ICUN)のレッドリストで準絶滅危惧種に認定されたこともあり、我々はその姿をなかなか見ることが出来ないスナネコ。

残念ながらイエメンやパキスタンなど一部の地域では野生のスナネコは絶滅したと考えられていますが、2016年には、Least Concern(軽度懸念)に指定され、世界的に見ると絶滅のおそれはなくなったとされています。とはいえ、野生でその姿を捉えるのは難しいことに変わりありません。

スナネコに会いたい!

世界最小のネコとも言われる砂漠の天使・スナネコ。実際に会ってみたい!と思うフレンズも多いことでしょう。

残念ながら日本国内では見ることができませんが、イスラエル「ラマト・ガンサファリ」や英「ブリストル動物園」、米「リンカーン・パーク動物園」などで会うことができます。時折、赤ちゃん誕生のニュースもある為、タイミングがよければスナネコの赤ちゃんに出会えちゃうかもしれません。

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