『世界がわかる!仮想恋人図鑑』(オフィス・ポストイット:編著/永岡書店)

「地球上に男は何人いると思っているの?35億、あと5000万」

これは、2017年の流行語になりそうなブルゾンちえみのセリフですが、国連の推計によると、2017年の世界の男性の人口は約38億人。また、総務省統計局の人口推計によれば、日本人男性は約6000万人だそうです。

厚生労働省の平成28年度人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況の中に、興味深いデータがあります。平成27年に国際結婚をした日本人は約2万1000組。そのうち男性が約1万5000組、女性が約6000組で、男性が女性の倍以上。

マスコミ等では、国際結婚をしている日本人女性が取り上げられることが多いせいか、ちょっと意外な結果です。

結婚相手の国籍も男女でかなり違います。男性で最も多い外国人妻の国籍ベスト3は、中国、フィリピン、韓国・朝鮮の順で、アジア諸国が全体の75%を占めています。

一方、女性の方はというと、1位が韓国・朝鮮で2位が米国となっています(いずれも平成27年)。

これまでは、地理的に近いアジア諸国の人と出会う機会が多かったためかもしれませんが、近年の外国人観光客の増加に伴って、これからは、日本人女性がアジア以外の世界各国から訪れる男性と恋に落ちるチャンスも増えてくるかもしれません。

でも、国が違えば恋愛事情も結婚事情も千差万別。いざ、外国人男性と付き合ってみると、日本人から見ればビックリたまげるようなこともあるでしょう。

『世界がわかる!仮想恋人図鑑』(オフィス・ポストイット:編著/永岡書店)では、少女漫画風のイラストで描かれた、世界50カ国の代表的なイケメンが、自分の国の典型的な恋愛観、デート、結婚式や結婚後の家族との付き合い方などを語る方式になっていて、お国柄の違いがよくわかるようになっています。

また、編集部独断でつけた各国男性の恋愛偏差値(=恋人として楽しく刺激的に過ごせるか)と結婚偏差値(=金銭感覚や勤勉さなど結婚後の安定感)、Good/Badポイント、平均初婚年齢、平均身長、平均月収まで記載されていて、自分にはどの国の男性が合うかなぁ、なんて妄想もふくらみます(笑)。

その他、実際にその国の男性との恋愛・結婚を経験した日本人女性のコメント「○○人男性と付き合ったらこうなる!」では、文化の違いなど、経験しなければわからない驚きの体験談も。

もし、これまであなたや知り合いが外国人男性とお付き合いした経験があれば、「そうそう!」とうなずくエピソードもあるかもしれません。

「国際恋愛のQ&A」は、国際恋愛・結婚をしたカップルへのインタビュー。「国際恋愛を円満に続けるための秘訣は?」の答えには共通点があることがわかります。それは「お互いによく話し合うこと」。

その中で印象的な言葉がありました。それは、“meet in the middle”(お互いの価値観を理解して中間地点で折り合おう)。結局、国籍に拘らず男と女は違う生き物。同じ文化で育った日本人同士のカップルにも当てはまるのではないでしょうか。

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