Jリーグ公式YouTubeチャンネルが8月28日、ジーコ氏(元日本代表監督)による夏休み特別企画「ジーコおじさんの子ども電話相談室」を公開。これが「素敵!ジーコおじさんの人柄が出ていますね(笑)」「途中のサプライズでグッときた!」「やっぱりジーコって神様だわ!」とネットを中心に話題となっているので紹介したいと思います。

サッカーの神様に答えられない質問はない!

悩めるちびっ子たちからの質問に、ジーコおじさんが優しく、時に厳しく、愛情を持って答えます!

サッカー少年たちにとっては夢のようなこの企画。ジーコ氏は1995年から子供たちにサッカーを指導しているそうで、子供たちの質問に答えるのは得意中の得意とのこと。また、「今日は自分の経験をできるだけ多くの子供たちに伝えることができればと思っています」と発言。

元日本代表監督であり、サッカー界のレジェンドであるジーコ氏。一体、どのようなアドバイスを子供たちに送るのでしょうか。

「ジーコおじさんのこども電話相談」スタート!

まずは東京都在住の小学2年生からの質問。

Q. ジーコさんは、なぜ日本でサッカーをしようと思ったんですか?

A. おじさんが今から30年近く前になんで日本に来たかっていうと、これは、自分の中での挑戦だったんだ。また、君みたいな少年たちに自分の経験を伝えることによって、立派な選手になれるようにというような気持ちで来たんだよ。

「神様・ジーコがJリーグ入り!」

当時、大ニュースになったことを昨日の事のように覚えていますが、ジーコ氏はこのような想いで日本に来日していたんですね。

次の質問は千葉県在住の5年生から。

Q.僕は足が遅いことが理由でレギュラーに入れません。どうしたらレギュラーに入れるかを聞いてみたいです。

A.正直なところ、君の今の年齢で足の速さとかを気にする必要はないと思うよ。それよりも大切なのは、基本技術やスキルを身に付けること。サッカーのポジションっていろいろあるでしょ。全員足が速いことが条件じゃないのね。ポジションや役割によって違うんだ。本当にサッカーが好きになって、基本技術をしっかりと身に付けておけば、15、16歳くらいになれば足は自然と速くなるし、速くならなくても、絶対に自分が生きるポジションは見つかるから。心配しなくていいよ。

若干、暗いトーンだった少年ですが、見る見るうちに明るい感じに。その後、他の子供たちの質問に答えていくジーコ氏だったのですが、ここでまさかのサプライズが!

元日本代表・巻誠一郎氏からの電話!これにはジーコ氏もビックリ!(笑)

プロ15年生、元日本代表(現在はJ2・ロアッソ熊本所属)・巻誠一郎氏の突然の登場に

「オゥ、マキィ!」

と喜ぶジーコ氏。そして巻氏からは

Q. 僕は今年で37歳になりました。ジーコさんも長く現役を続けてきたと思うんですけど、長く現役を続けられた秘訣というか、モチベーションを聞きたいのと、引退を決めた理由を聞きたいです。

このような質問が。はたしてジーコ氏はのアドバイスは?

久しぶりの巻氏との会話に笑顔を見せるジーコ氏。そして、彼から出た言葉はこのようなものでした。

A.  思い出してみると、ちょうど僕も巻の年齢の時くらいに現役引退を決断したよ。なぜかというと、もちろんサッカーが大好きだったけど、怪我の影響が大きかった。特に左ひざがね。3回も大きな手術をしていて、自分の理想とする形を維持するのが難しくなったからなんだ。そうすると精神的にもイライラするし、周りと喧嘩することも増えてきて、そろそろ辞め時だなと思ってね。でも、37歳でも情熱を失わず、現役でやっていられること。それは本当に幸せなことだよ。で、今、巻が考えなくてはいけないのは、10年前、20年前のようなスピードはもうないわけだし、筋力も当然落ちていくよね。だから、経験というものを活かすべきだと思う。当時やっていたことはどんなに練習しても戻らないわけだから、これまでの経験を活かしながら、周りを生かして自分も生きていく。そういうことを意識すれば、長く続けていけると思うよ。

さらに

「あと、これまではピッチの中だけで結果を出せばよかったけど、これからはピッチ外で自分の経験を若手に伝えるとか、自分の家族を大切にするといった人とのつながりがより大切になってくると思うので、そのあたりもわきまえて、いい仕事をしてください!」

と続けたジーコ氏。神様からのアドバイス。きっと巻氏にとって、一生忘れられないアドバイスとなったことでしょう。

さらに元日本代表・柳沢敦氏からも相談の電話が!

巻氏の登場もビックリでしたが、さらに今度は元日本代表・柳沢敦氏から相談の電話が!

そして、その内容は、まさかの…あのシュートミスのことだった!

Q.ずっとジーコさんにはシュートを教わってきて、基本の繰り返しをやらせてもらって、シュートはインサイドで正確に狙うんだって、口酸っぱく言われてきました。自分自身もそれを肝に銘じながらプレーしてきた中で、ドイツのワールドカップのクロアチア戦で、なんであそこで俺はアウトサイドを出してしまったのかと。それが自分の中で一番の後悔です。ジーコさんにドイツのワールドカップが終わってから会えていなかったし、話も出来ていなかったので、この場を借りて、謝りたい気持ちがあります。

自ら切り出した…2006年W杯ドイツ大会、クロアチア戦のシュートミスの話。一部で「急にボールが来た(QBK)」と言われ、揶揄された、あの場面ですが…

A. いや、謝ることは何もないよ。ああいうことは、サッカーには付き物だから。それよりも、ヤナギのキャリアを改めて振り返ってみると、本当に素晴らしい選手だったと感じる。そこまで成長してくれて本当に嬉しく思っているよ。

特に印象深かったのは、ワールドカップの前に怪我をして、果たして間に合うかどうかという状況だったけど、ヤナギは精神力でリカバリーして、間に合わせてくれたこと。だから、こっちが感謝したいくらいだよ。もう一つ嬉しいのは、ヤナギみたいな貴重な経験をした選手がコーチとして鹿島でやってくれていること。どうしても若い世代はあの時のスピリッツが分からない。ヤナギが身をもって体験したことを、直接若い選手に伝達できるのは素晴らしいことだよ。その経験を無駄にしないように、彼らに伝えてあげてください。

と、優しく諭したジーコ氏。柳沢氏、きっとこの言葉で救われたに違いありませんね。では、サッカー好きじゃなくてもグッとくる「ジーコおじさんのこども電話相談」を動画にてご覧下さい!

出典 YouTube

ジーコおじさん、素敵です!

■ジーコの優しさに泣けてきた。
■すごくほんわかしてるのに、泣けるこの感じ(´;ω;`)
■ジーコおじさんとあつしくんの絆すごく素敵!
■ジーコの言葉で柳沢救われたと思うわ。
■ジーコさんの人柄が伝わってくる。 「好きであること、楽しむこと」の大切さを説いているというのが素晴らしいよね。 サッカーでなくても通じる教え。 この企画をしたJリーグに感謝。

Twitterやコメント欄に寄せられていた称賛の声。このような人柄だからこそ“神様”と言われるのでしょうね。

第二弾、第三弾も期待せずにはいられない「ジーコおじさんのこども電話相談」。興味を持った方は是非、Jリーグ公式チャンネルをチェックしてみて下さい。

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