記事提供:AbemaTIMES

15日、日本武道館で全国戦没者追悼式が行われ、国歌斉唱、安倍総理の式辞、正午の1分間の黙祷につづき、天皇陛下がおことばを述べられた。

■安倍総理の式辞

天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、全国戦没者追悼式をここに挙行いたします。

さきの大戦において、三百万余の方々が祖国を思い、家族の行く末を案じながら、苛烈を極めた戦場に斃れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷の地で命を落とされました。

今、その御霊の御前にあって、御霊安かれと心よりお祈り申し上げます。

今、私たちが享受している平和と繁栄はかけがえのない命を捧げられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであります。私たちはそのことを一時も忘れることはありません。あらためて衷心より敬意と感謝の念を捧げます。

戦争の惨禍を二度と繰り返してはならない。戦後、わが国は一貫して戦争を憎み、平和を重んずる国として、ただひたすらに歩んでまいりました。

そして、世界の平和と繁栄に力を尽くしてきました。私たちは歴史に謙虚に向き合いながら、どのような時代になっても、この不動の方針を貫いてまいります。

いまだ争いの絶えることのない世界にあって、わが国は争いの温床ともなる貧困の問題をはじめ、様々な課題に真摯に取り組むことにより、世界の平和と繁栄に貢献してまいります。

そして今を生きる世代、明日を生きる世代のため、希望に満ちた明るい未来を切り拓いていく、そのことに全力を尽くしてまいります。

おわりに、今一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆さまにはご多幸を心よりお祈りし、式辞といたします。

平成29年8月15日 内閣総理大臣 安倍晋三

■天皇陛下のおことば

本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に72年、国民のたゆみない努力により、今日のわが国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることはありません。

ここに過去を顧み、深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り、戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

(AbemaTV/『けやきヒル'sNEWS』より)

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