『作る・食べる・保存がこれ1つで 毎日のホーローレシピ』(真藤舞衣子/講談社)

家のキッチンにはたくさんの容器があると思います。特にオシャレな人は、ホーロー容器をサイズ違いで揃えて置いている人もいるのではないでしょうか。でも、そんなホーロー容器をただ保存容器としてだけ使っていませんか?

それはあまりにももったいない!実はホーロー容器はオーブン料理OK、直火調理OKの、超優秀な調理器具なんです。

そんなホーロー容器を使ったレシピを集めた『作る・食べる・保存がこれ1つで 毎日のホーローレシピ』(真藤舞衣子/講談社)が発売になりました。

本書ではホーロー容器を調理器具として使って作った前菜、メイン、お菓子のレシピが数多く紹介されており、これを見れば今すぐホーロー調理を試したくなること間違いありません。

そこで今回は、この中からホーロー容器で焼く、ゆでる、マリネした3品を実際に作ってみました。

■具材たっぷりな焼き料理「キッシュ風オムレツ」(P.33)

オーブンシートを敷いたホーロー容器に、ソーセージ、ミニトマト、ほうれんそう、玉ねぎ、バゲットを均一になるように入れ、ここに溶き卵と牛乳を混ぜ合わせたものを回しかけ、溶けるチーズを全体にのせます。180度のオーブンで25分焼けば完成。

1品目は、オーブンで調理した焼きレシピです。材料をすべてホーローの中に入れ、あとはオーブンで焼くだけで完成という、かなりシンプルな作り方のキッシュですが、出来上がりは、赤・緑・黄色と彩り豊かでとても華やかな一品になりました。

しかもこのままお皿としても食卓に置けるので、型崩れする心配もなく、洗い物も楽チン。具材がぎゅっと詰まっている上に、バゲットが入っているのでかなりボリューム満点!冷めても美味しいので、翌日のお弁当のおかずとしても使えます。

■しっとりやわらかなゆで料理「塩麹のゆで鶏」(P.39)

鶏胸肉に塩麹を塗って1時間ほどおいておきます。これと、長ねぎの青い部分、しょうがをホーロー容器に入れ、水をひたひたに加えて中火にかけます。沸騰直前で火を止め、冷めるまでそのままおいておけば完成です。

2品目は、直火で調理したゆでレシピです。ホーロー容器は今まで保存容器としてしか使っていなかったのに、いきなり直火にかけるのはかなり勇気がいりました。

でも、実際にやってみると普通の鍋のようにゆでることができ、しかもゆでたあとはそのまま保存容器としても使えてかなり便利。

ゆでた鶏肉にしょうが、にんにく、長ねぎ、ごま油、塩を混ぜ合わせて作ったたれをかけて食べてみると、塩麹効果でかなりしっとりやわらかな鶏肉にパンチの利いた薬味だれが合わさることで、より一層鶏肉のうま味が感じられました。

暑い夏にもさっぱり食べられる一皿です。このゆで鶏は冷蔵庫で5日ほど保存可能で、ゆで汁はスープにするとまた格別です。

■置いておくだけで完成のマリネ料理「揚げない鮭の南蛮漬け」(P.56)

ホーロー容器にしょうゆ、酢、はちみつ、赤とうがらしを入れて一煮立ちさせます。ここに、両面をこんがり焼いた鮭と薄切りにした玉ねぎ、黄パプリカ、にんじんを交互に入れ、上下を返しながら1時間ほど漬けて味がしみ込めば完成です。

3品目は、液に漬け込むだけのマリネレシピです。通常、南蛮漬けと言えば、揚げたものをマリネ液に漬け込むのが一般的ですが、ここではしっかり焼いて香ばしくなった鮭と野菜を漬け込むだけなので、手軽にできてヘルシーです。

しかも、揚げないので暑い日でも作りやすい。お酢が効いたさっぱりした液が鮭や野菜にしっかりしみ込んで、夏バテで食欲が落ち気味な体にもすっと入っていきます。もし余ってしまっても、そのままフタをして冷蔵庫に入れれば保存できるのは嬉しい限り。

・今まで眠っていたホーロー容器を引っ張り出してきて!

保存用として持っていたホーロー容器は使わないとかさばり、結果として戸棚の奥にしまわれがちな運命でした。

でも意外にもオーブン、直火OKと、調理器具として万能に使えることが分かったので、これからは手に届きやすい場所に置いてもっと使っていこうと心に決めました。

さぁ、戸棚で眠っているホーロー容器を引っ張り出して、新たなレシピに挑戦してみませんか?

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