記事提供:日刊大衆

2016年9月、コミックス200巻をもって『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)がついに完結。しかし、作者の秋本治氏(64)はすぐさま4作品の連載を発表し、読者を驚かせた。

長きにわたって現役を貫き、いまだに一線級で活躍を続ける秋本氏。そんな秋本氏の発言を紹介していこう。

ファンの間で有名な秋本氏の言葉といえば、やはり『こち亀』連載終了時に『週刊少年ジャンプ』に掲載された「あの不真面目でいい加減な両さんが40年間休まず勤務したので、この辺で有給休暇を与え、休ませてあげようと思います」というコメントだろう。

自身の生み出したキャラクターに対する、愛のあるこの言葉に読者は感動。ネット上では「キャラクター愛が伝わる」「有給休暇って言葉が良い」などの称賛する声が上がっていた。

注目すべきは「40年間休まず」という部分。この“40年”とは『こち亀』の連載期間のことだが、なんと秋本氏はこの40年間に一度も休載したことがない。

この驚くべき事実は、2009年に出演した『情熱大陸』(TBS系)での秋本氏による“ある言葉”にもつながる。同番組で「特技」について聞かれた秋本氏は、「締め切りに遅れないことですかね」とサラリと答えている。

放送当時はベテラン漫画家としての“まじめな回答”と受け取られたが、連載が終了してあらためて考えると「40年間一度も原稿落とさなかった」という事実に驚愕する人が続出。

もはや「特技」の次元を超えた偉業達成により、番組での発言は「秋本治の屈指の名言」として認知されている。

そんな重みのある名言を発信してきた秋本氏だが、ときには“迷言”で読者を驚かせることも。2014年の『週刊少年ジャンプ』の巻末で「ネームの時はボカロ曲を聞いてます」とコメント。

60歳を過ぎてなお「ボーカロイド曲」を聞く秋本氏にツッコミを入れる人が続出する一方で、衰えを知らぬその感性に称賛も目立っていた。

秋本氏が64歳になっても漫画界の第一線で活躍できる秘訣は、いつまでも新しいものを追求し続ける感性や姿勢にあるのかもしれない。

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