『あなたの人生を変える雨の日の過ごし方』(美野田啓二/文響社)

今年もまた、梅雨の季節がやってきた。どんよりと曇った空を見上げて、ため息をついている人は少なくないはずだ。

マクロミルは2017年5月10日~11日の期間において、全国のモニター1000名を対象に「梅雨」に関するアンケート調査を実施。梅雨が好きかどうかの質問には、92%もの人が「好きではない」と回答。梅雨好きがわずか8%という寂しい結果となった。

「梅雨嫌い」の理由は、洗濯物が乾かない、頭痛がして体調が悪くなるなどさまざま。雨の日はなんとなく憂鬱になり、何もする気が起きないという人も多いだろう。

だが、統計的に考えれば、日本では3日に一度雨が降る計算になる。そのたびに「不調」や「憂鬱」になっていてはあまりにもったいない。雨の日を楽しく、快適に過ごす方法はないのだろうか?

そんな雨嫌いの人のために出版されたのが、『あなたの人生を変える雨の日の過ごし方』(美野田啓二/文響社)だ。

著者曰く、雨の日は副交感神経が活発になり、身体のエネルギーが体内の修復と再生に使われるので、たまった疲れやストレスを一掃するいいチャンス。

考え事にも適しているので、新しい発見があるなど、雨の日を有効活用することで人生にプラスの流れをもたらすことが可能だという。

本書では、雨の日にだるさや憂鬱を取り除くコツに加え、雨の日の生活をちょっと変えて、人生をプラスに持っていくコツまで紹介されている。どれも明日からすぐ使えて、科学的に効果があると実証されているものばかりだ。

まずは、雨の日の不快や不調を取り除く方法を見てみよう。

雨の日にあえて、大股で歩く

雨の日の不調の原因は、低気圧によって副交感神経が優位になり、身体がうまく活動モードにならないのが原因。大股で歩くことで「抗重力筋」が働いて身体が活動モードになり、雨の日特有の「だるさ・頭痛・耳鳴り」が改善されるのだという。

理想は「自分の身長÷2」くらいの歩幅で歩くこと。雨の日に歩くのに抵抗がある人は、通勤時やオフィスで階段を使うだけでも効果が期待できるそうだ。

スマホやテレビは控える

就寝前のスマホやパソコン、テレビは自律神経を乱し、不眠につながる。雨の日は特に避けたほうがいいそうなので、就寝の2時間前にはやめたいところ。

代わりに何らかの写真集を見るようにすると、情報量がコントロールされているため脳に過度な負担をかけず、自律神経が整う効果も期待できるのだという。

そして雨を好きになるためには、雨の日を楽しんだり、活用したりする過ごし方も頭に入れておきたいところ。

雨だから、デートする

雨の日は、光の量が晴れの日の4分の1ほどになる。「ものをきれいに見せる」効果があるので、いつもより美人・イケメン見えしてデートがうまくいく可能性が高いという。雨の日には身体が冷え、ぬくもりが恋しくなるのもポイント。

気になっていることを謝る

副交感神経が優位になり、「受け入れる」気持ち(=受容モード)になりやすいのが雨の日。大切な人と人間関係を修復したい時、雨の日ならお互いの話にじっくり耳を傾けられ、素直になれるはず。

雨の日は無理に頑張らず、自分の心と体を労わることを優先したい。本書のメソッドを取り入れたら、憂鬱な梅雨の時期も快適に過ごせそうだ。

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