■バナナはどっちからむくのが正解?

バナナをむくとき、どちらからむきますか?

ほとんどの人は、つけ根の方の柄をポキっと折ってからむくのではないでしょうか?

主婦の友社読者ネットアンケートクラブの調査(2017年6月)では、957人中885人、93.2%の人が「柄の方からむく」と答えました。

さて、ではサルはどうでしょう?サルといえばバナナ、というくらい密接な関係にある2者ですが、サルはバナナをなんと先端からむくのです。

試してみるとわかりますが、先端からむいたほうが断然ラク。スルッとむけます。今まで、何の疑いもなく柄の方からむいていた人も、向きを変えてみると、あまりのラクさに驚くでしょう。

さすがに“バナナの達人”だけあって、ラクな方法を知っているのですね。

■見方、考え方を変えると世界が変わる

同じことは、私たちの考えグセにも当てはまります。

何かたいへんなことが起こった時、ネガティブにとらえて、人のせいにしたり、後悔ばかりしたり、泣いたりわめいたりする人と、事実をありのままに受け止めて、どう行動すればいいかを考える人では、その後の結果が大きく違ってくることはおわかりですね。

人の考えグセというのは、知らず知らずのうちに身についてしまうもの。そして、それがクセになっていることさえ気づかないものです。

自分では、当たり前、そうするしかない、と思ってやっていることも、実は違うやり方や考え方があって、そっちの方がずっとラクかもしれないのです。

“世界的瞑想の師”として有名なイギリス人僧侶の説話集には、そんな、視点を変えてラクになる話が32話。いうなれば“生き方の達人”である僧侶が語る、ラクな生き方の知恵です。欧米110万部ヒットの著者の、満を持しての日本初上陸本です。

■心に響くショートストーリーが32話

たとえば、こんな話が出ています。要約すると…、

「犬のふんを踏んでしまったら、あなたは、いまいましそうに『クソッ!』とりんごの木の根本になすりつけるかもしれません。でも、翌年、そのりんごの実が例年より甘くみずみずしかったら、あなたはその原因が、犬のふんであったことに思い当たります。同じように人生の辛い出来事は、いつか人生を豊かに実らせる肥やしとなるのです」

「飛行機に乗るために、タクシーで空港に向かっていた男性が、運転手が道を間違えたせいで乗り遅れてしまいました。男性は運転手をボロクソに罵りましたが、なんとその飛行機は離陸直後、墜落して乗員乗客すべて死亡。男性は今度は運転手をほめたたえました。人生、悪いことが起こっても、それが次にどう展開するかは誰にもわからないのです」

ときにユーモラス、ときにしんみりするたとえ話に、ページをめくる手が止まらなくなります。

■人生のさまざまな局面で役に立つ

ある程度、人生の年輪を重ねてきた人なら「あるある、こういうこと」と深くうなずき、人生これからの人なら「こういうときは、こうすればいいのか!」と気づく、あらゆる年齢の人に役立つ、深い話ばかり。

以下に当てはまる人は、必ずヒントが見つかります。

・部下をうまく叱れない上司
・機嫌が悪くてもニコニコしていなければならない人
・通勤時間に、ついゲームで暇つぶししてしまう人
・いつも追い立てられているようで落ち着かない気分の人
・インスタにアップするために旅行やレストランに出かける人
・子どもが言うことを聞いてくれない親御さん
・姑とうまくいかないお嫁さん
・すぐに自分と他人を比較してしまう人
・がんばりすぎて疲れてしまう人
・不安なことばかり考えてしまう人

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