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自身のマニフェストを発表したビートたけし。

ビートたけしが13日、都内で開催された『アンファー30周年 企業発表会』に登場した。

ここでたけしは、お笑い芸人、映画監督、俳優など幅広く活躍しているにもかかわらず「まだ自分の理想の七分ぐらいしかやり遂げていない」と意外な心境や、自身のこれからについて言及。さらには芸能界で生き残っていくための厳しい現実について語った。

ビートたけしは、同社のイメージキャラクターとして14日から放送される新TVCMに出演、「人生は一回きり」とカメラを見据えて視聴者にメッセージを送る。

MCから「若い頃の自分にメッセージを送るとしたら?」と促されたたけしは「二度とああいう間違いは起こさないように。消火器持ったりバイク運転したり」と世間を騒がせた自身の事件や事故を持ち出した。

さらに「若いときに稽古事をやっておくべきだった。楽器とかパントマイムとか…最近落語には挑戦しているんだけど若いときにやっておかないと後でしわ寄せがくる」と芸事へのさらなる貪欲さをうかがわせた。

たけし節満載 ビートたけし。

そして「タレントとして理想はパンかご飯。それになれればおかずが変わってもパンとごはんは外さないだろう。すぐに忘れられてしまうエリマキトカゲやウーパールーパー的なタレントが多い。(自分は)ずいぶんキャリアを積んだんで、そういうことにはならないと思う。消滅するだけ」と入れ替わりの激しい芸能界について思慮深く語った。

それでも「若い頃考えていた自分と今の自分は同じか」と聞かれると「子供のときはよく“人に笑われる男になるな”と言われて、学者になろうと学校に行きましたけど、学生運動でやることがなくて浅草に行ってしまった。今考えりゃ自分の理想としては七分ぐらいしかやり遂げていないと思う。俺はこれでいいんだということは思わない」と心境を吐露した。

そんなたけしがボードに書いたマニフェスト「新しいものを避けない」を発表した。「弟子みたいのが何人かいるけど、新しいものはなるべく“やれば”と寛容にしている」というたけし。

実際に新しいものに触れたエピソードとして「(昔)『インターネットを買って来い』って言った。でも『インターネットは売っていない』って」と漫才のようなやり取りを振り返り、いやらしい写真を見ようとしたが「マウスをマイクと間違えて、(マウスを口に当てて)『写真をお願いします』って。今度は手の形が出てきてこれで揉むんだなと」と場内を笑わせた。

しかし「(何かが)新しいと思った瞬間、(新しいと感じた)その人は古いのかもしれない」とも漏らしていた。

トーク中、笑みを見せたビートたけし。

今後やりたいこととして「いろいろやってきて、まあまあ賞はもらっているけど、歌は全然あたらない。歌を歌ってヒットさせてみたい。紅白で全裸で歌ってみたい。それを聞いたらNHKは絶対に出さないと思いますが」と新たな目標にやる気を見せた。

「花に囲まれて遺影にスポットライトあてられてその曲がかかるという可能性もあるんで、それだけは避けたいなと思っています」と自虐的にコメントした。

思いを余すことなく語ったビートたけし。

少し照れ臭そうなビートたけし。

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