出典 http://www.tbs.co.jp

『逃げるは恥だが役に立つ』公式HPより

『逃げるは恥だが役に立つ(TBS系列・2016年)』のエンドロールで放送された恋ダンス。結婚式の余興や幼稚園のお遊戯、老若男女関係なく全国で一大ブームを巻き起こしました。

それに続けとばかりか、最近のドラマではエンディングで出演者のダンスが目立つ傾向が。役者も演技力だけではなく、リズム感も求められる時代に突入したのでしょうか。その踊りっぷりを追跡します。

【3つのポイント】

1. パイオニアと呼ぶにふさわしい『逃げ恥』の恋ダンス
2. 新旧アイドルを並べた『スーパーサラリーマン左江内氏』のLDH風ダンス
3. 復帰間近? 今クールでメンバーが踊るKAT-TUNダンス

1. パイオニアと呼ぶにふさわしい『逃げ恥』の恋ダンス

エンディングダンスだけはなく、ドラマそのものが社会現象になった『逃げ恥』。主題歌、胸きゅんストーリーに星野源、そして日本中を踊り狂わせたであろう恋ダンス。

「え? ちょっとこれなら私でもできちゃうんじゃないの?」

と思わせる、キュートな振り付け。それも今や中年女子の星・石田ゆり子が踊っていたことも視聴者の心に火をつけたのではないでしょうか。

「40代後半の石田ゆり子が踊れるのなら、私だって!」

いざ実際に踊ってみるとなかなか覚えてくれなかった私の体。試しに撮影してみたら事故動画になってしまいました…。同じ切ない思いをした人が全国各所にいると信じてやみません。

2. 新旧アイドルを並べた『スーパーサラリーマン左江内氏』のLDH風ダンス

第一話内で主演の堤真一さんがまさかの恋ダンスを披露した『スーパーサラリーマン左江内氏(日本テレビ系列・2017年)』。そしてエンディングに踊りはじめた出演者を見たときの、既視感と言ったら…! 『逃げ恥』が終わってまだ興奮冷めやらぬの時期でしたからね。

流れていた曲は三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『HAPPY』。彼らの所属事務所・LDHを彷彿とさせるような本格的なダンスナンバーで、マネすることはみんな諦めて観ることに興じたはずです。

注目はなんと言ってもキョンキョンとぱるるの新旧アイドルの競演。

キョンキョン「昔、さんざん踊っていたもんね! これくらいお茶の子さいさいなんだから!!」
ぱるる「こちとら現役よ、3分で覚えたわ!」

と、これはあくまでも想像の発言ですが、エンディングを飾るにふさわしい二人のドヤ顔がとても印象的でした。

3. 復帰間近?今クールでメンバーが踊るKAT-TUNダンス

最後の検証は現在放送中のドラマから。偶然なのか? グループ復帰が待たれるKAT-TUNのメンバーがまさかのエンディングダンスでシンクロしていたのです。

まずは『ボク、運命の人です。(日本テレビ系列)』では、亀梨和也さんが組むユニット『亀と山P』が歌う『背中越しのチャンス』を木村文乃さんと3人でダンス。さすがジャニーズ、キャッチーなサビと振り付け! 『亀と山P』、小慣れたふたりの余裕ある感じがたまりません。これフルで見てみたい。

そして『マッサージ探偵ジョー(テレビ東京系列)』で中丸雄一さんが踊るツボダンス。彼が歌う『お疲れサンクス』という曲に合わせて、踊るのですがキレッキレのチャイナダンスなのに、なぜか無表情というのがツボ。彼のキャラクターが全面に光っている感じがしてすごく好感が持てます。ただ残念なお知らせですが、振り付けを覚えるのはなかなかの練習量を必要としそうな気配ですね。くわしくは放送でチェックを。

様々なエンタメ論が錯綜する昨今。これまではドラマの主演を張れば「おお、俺もここまできたんじゃん…」と、悦に入ることできました。でもこれからはプラスオンの余興を求められるのかもしれません。そのひとつがエンディングダンスなのです。

ここで取り上げてきた踊る俳優陣はみんな、芸能界の一線級に位置する人たちばかり。これからは演技力だけではなく、リズム感も求められる時代に突入していくのかもしれませんね。

(文/スナイパー小林)

出版社2社で女性ファッション雑誌、情報誌の編集部員を経て、まんまとフリーランスのライターに。すぐに会話へ取り込めるエンタメ記事と、心を少しだけ動かす読み物を得意です。テレビドラマを20年近く愛していたらいつの間にかドラマ評の仕事も舞い込むようになった幸せ者。 静岡県浜松市出身。目指せ、一流のノマドワーカーが最近の口癖。ツイッターは@hisano_k

この記事を書いたユーザー

Spotlight編集部 このユーザーの他の記事を見る

Spotlight編集部の公式アカウントです。

権利侵害申告はこちら