記事提供:日刊SPA!

アイドルの熱愛発覚、企業の機密情報の流出など、裏アカウントによる騒動が後を絶たない。

しかし、これだけ話題になっていながら、実際に裏垢を持っていると答えた人は、男女5000人にアンケート調査したところ全体の1.26%とほんの一部だった。

そんな意外な現状から“垢バレ”体験談、アウトローでの活用方法など、裏アカウントについて調べてみた。

◆隠蔽することは不可能?死後の裏垢の行く末は

裏垢の所持者が死亡した後の顛末はどうなるのか?

「誰かーエロいことしません?」

そう言って自らの男性器の写真をアップしてきた、とあるツイッターアカウント。だが、ある日実父を名乗る人物の「昨日、息子が事故で亡くなりました」という投稿で更新が途絶え、やがてアカウント自体が消滅した。

投稿には「このようなことで息子の興味を持っていることを知る機会となり、大変複雑な気持ちではあります」ともあった。真贋は不明ながら、イタズラにしては更新期間が2年と長く、最後の投稿後の動きはない。

また、別の男性のアカウントは「これから××(職場)から飛び降り自殺します。私を殺したのは彼らです」と、職場の同僚や上司の名前を連ねたツイートを最後に更新をやめた。以後6年以上削除も凍結もなく、閲覧可能な状態だ。

「デジタル遺品」問題に詳しいジャーナリストの古田雄介氏は、次のように話す。

「死後の裏垢の行方は運に委ねられるところがありますが、並大抵の準備では完璧に隠蔽できません。裏垢にログインしていたスマホやパソコンは、パスワードロックがかかっていても、ユーザーアカウントを使って復元する余地がある。遺族とすれば、思い出やネット口座など重要なデータがつまった端末。どんな手を使っても調べるでしょう」

一方、生きているうちに発覚することもある。

「家族に内緒で乳がんの闘病ブログを書いていた女性は、日記のなかで浮気した夫への怨嗟を吐き出していました。しかし病状が悪化し更新が難しくなった頃、夫に代筆を頼むように。夫は過去の投稿を目にしたはずですが、粛々と更新を続けました。しかし女性が亡くなると、10年近くたった現在も放置されたままになっています」

死後も永遠に生き恥を晒すことにならないよう、裏垢を持つなら習慣的な防御策が必要だろう。

―[裏アカウント]マル秘調査―

日刊SPA!のおすすめ記事】

権利侵害申告はこちら