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「夫婦・家族で考える 老後の住まいとお金(文藝春秋特別編集)」文藝春秋

エッセイストの阿川佐和子(63)が、5月9日に7歳年上の元・大学教授の男性と結婚したことが明らかになりました。

阿川佐和子といえば“結婚できない女”を自虐ネタにし、お見合いも30回以上経験している非婚女性の星。

「子供が産めない年齢になった今となっては結婚は考えられない」と公言していた彼女が、還暦を過ぎてからのまさかの初婚!婚活中のアラサー・アラフォー女性たちの間でも大きな話題になっています。

生涯独身を貫くと思われていた阿川佐和子さんが結婚に踏み切ったことは大きな衝撃でしたが、所属事務所を通じたコメントでは「くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸い」と言及しています。

明らかに子どもを産み育てて家庭を築くという観念での結婚ではありません。これはずばり、老後を楽しく暮らすことに重きを置いた結婚であると言えるでしょう。

◆桃井かおりは63歳で初婚

阿川佐和子と同じように、シニアと呼ばれる年齢に達してから最初の結婚を果たした著名人は、近年だと意外に多くいます。女優の桃井かおりは、2015年に63歳で初婚を迎えています。

お相手の2歳年上の音楽プロデューサーとは9歳の時に出逢い、50年の時を経てアメリカで再会。その後、数年間の事実婚を経ての結婚となりました。

以前テレビのインタビューで「70になる前にはウェディングドレスを着たほうがいい」という言葉を実現した形になりました

◆夏木マリは東日本大震災きっかけでフランス婚から入籍へ

桃井かおりと同じように事実婚を経てシニア婚をしたのが夏木マリ。2歳年上のパーカッショニストと2007年より事実婚状態を明らかにしていた彼女は、2011年に59歳で結婚しました。

自分たちの関係性を籍にこだわらない「フランス婚」と表現していたにもかかわらず、突然の入籍とあって世間からも驚きの声が挙がりました。そのきっかけは東日本大震災。家族や夫婦の絆を改めて考え、正式に結婚する決意をしたそうです。

◆小林幸子らもシニア年齢で初婚

また、紅白歌合戦の“ラスボス”として若い世代からも人気者になった小林幸子もシニア年齢での初婚だった一人。2011年に58歳で9歳年下の会社社長と入籍しています。

その他、歌手の森川由加里も2013年に50歳で16歳年上の布施明と。歌手の岩崎良美も2011年に50歳で3歳年上の医師と最初の結婚をしています。ちなみにいずれの方々も、お相手が再婚で子どもがいることはあれど、自身での出産は経験していません。

逆に言えば、シニア婚の意義はそこに存在しているのです。

◆出産にこだわらないシニア婚で人生が豊かになる可能性

少し前までは高齢者の結婚といえば再婚が当たり前という風潮がありました。しかし、独身女性の率が上昇する一方の日本では、今回の阿川佐和子の結婚に限らず、一般社会でもシニアでの初婚が決して珍しい話ではなくなってきているようです。

婚活に勤しむアラサー・アラフォーの女性たちの中には、結婚したい理由についてを「子どもが欲しいから」と述べる方が多いように見受けられます。

しかし、そこに固執するあまりにチャンスを逃してしまったり、焦るあまりに意にそぐわない結婚に向かう女性も少なからずいるようです。

シニア婚は、そうした結婚観とは真逆の夫婦の形です。そこに照準を絞ったアラフィフ・アラカンでの結婚も視野に入れておけば、間に合わせの結婚をするよりも人生が豊かになることも有り得るのではないでしょうか。

「老後」というものを強く意識し、それを共に歩むことを前提としたシニア婚が今後増加していく可能性は大いにあります。

とはいえ、子どもという一種のかすがいが無い以上は、純粋に互いを好きでいられるか否かがすべての鍵となるのも事実。2人の絆の強さがなければ婚姻関係が存続することは叶いません。

シニア婚とは、ある意味もっともシビアな結婚の形なのかもしれませんね。

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