レアル・マドリードが16歳の「新ネイマール」獲得を発表。その移籍金はなんと56億円だという。レアルMF・カゼミーロも「我々にとって重要な獲得」だとコメントするなど、世界のトップ選手からもすでに価値を認められている男。その名はヴィニシウス・ジュニオール

と言われても全然聞いたことないけど…本当に注目するに値する選手なの? 2018年ロシアW杯に向けた勉強も兼ねて、ブラジルサッカーを追っているスポーツライター・下薗昌記さんに話を聞いた!

【3つのポイント】
1. 56億円はブラジルから欧州クラブへの移籍金史上2位!
2. “遊び心”のあるプレーは見ごたえ十分!!
3. 同世代の日本の天才・久保建英との対決に期待!

1. 56億円はブラジルから欧州クラブへの移籍金史上2位!

ネイマールに憧れ6歳でフットサルを始めたジュニオールは、10代前半からクラブ関係者の間で「今世紀に発掘された最高の宝石」と評され、現在は「新ネイマール」としてブラジル中で注目されている。実際、ネイマールほどすごい選手なの!?

「ブラジルリーグから欧州クラブへの移籍金の過去最高額は、ネイマールがサントスからバルセロナ(スペイン)に移籍した際の約74億円。今回の56億円はそれに次ぐ2位となりますが、ネイマールは当時21歳だったのに対し、ジュニオールはわずか16歳です。さらにブラジルリーグでのトップチーム(クラブのなかの最上部組織)デビューは16歳10カ月で、これはネイマールよりも3カ月早い。ネイマール以上のポテンシャルを持っている可能性は十分に感じられます!」(下薗さん・以下同)

2. “遊び心”のあるプレーは見ごたえ十分!!

では、彼のプレーの魅力は?

「飛び級で出場したU17南米選手権では、シャペウ(ボールを相手選手の頭上まで浮かせて抜き去るプレー)などで年上選手たちをおちょくるようにかわしながら、大会MVP・得点王を獲得。遊び心のある魅せるドリブル、クレバーさ、そして得点力をあわせ持っているので、非常に見ごたえがある、見ていて楽しい選手ですよ!」

現時点でそんなにスゴイとは。早く観てみたい! 成長したら、一体どんな大物になるんだろう。たとえばメッシのように、FIFAバロンドール(最優秀選手)を何度も獲得できたり?

「世界一の称号を獲得するのはもちろん簡単ではありませんが…。早くからレアルでレギュラーに定着したり、ブラジル代表に招集されたりすることがあれば、経験を積みながらメッシクラスの選手になる可能性もあるでしょう。逆に怖いのは、早くからビッグクラブに移籍したせいで、出場機会を失い成長が止まってしまうことですね」

3. 同世代の日本の天才・久保建英との対決に期待!

最後に、下薗さんは日本の天才・久保建英(15歳。バルセロナ→FC東京)の名前を挙げた。

「お互いテクニシャンであり飛び級を重ねながら活躍しているという点でよく似ていますね。もちろん実現には2人の相当な成長が必要ですが、クラシコ(レアル対バルセロナの試合)でブラジルの天才vs.日本の天才の対決が見られることを期待せずにはいられません!」

もちろん2018年のロシアW杯でこの若き2人が対峙する可能性もアリ! ネイマール越えのポテンシャルを持ち、日本の天才のライバルでもあるヴィニシウス・ジュニオール。にわかサッカーファンでも、注目マストになりそうだ! 

(黄 孟志/かくしごと)

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