「おサイフ忘れて詰んだ…」といったサザエさんのような経験、誰もが一度はやったことがありますよね。近所なら「てへ♪」で済みますが、旅行でやってしまうと大変。それが飛行機を使った旅だとしたら…こわいこわい。

でも、もしかしたら近いうちにおサイフ要らずの旅が可能になるかもしれません。格安航空会社(LCC)のひとつ「Peach Aviation株式会社」は、最近注目されている「ビットコイン」を用いた決済サービスの導入を発表しました。

ビットコインは現実通貨に代わる仮想通貨で世界的に流行っている!という噂は聞きますが、果たしてどんなもので、Peach Aviation株式会社はどういったサービスを想定しているのでしょうか?

【3つのポイント】
1.仮想通貨ビットコインが日本でも本格スタート目前!?
2.実は簡単ビットコイン。現実通貨と似た使い方もできる
3.行き先でも財布いらず?航空会社ピーチの革新的な挑戦

1. 仮想通貨ビットコインが日本でも本格スタート目前!?

「ビットコイン」。最近名前はよく聞きますが、これは何なのか?というと、インターネットを通じてやりとりできるいわゆる「仮想通貨」のひとつ

決済手数料が少額で、個人間でもやり取りでき、PC、スマホなど色々な機器で利用可能。また、海外渡航の際に現地通貨に換金せず支払えるのもメリット。日本でも家電量販店「ビックカメラ」がビットコインでの決済に対応するなど、実店舗でも徐々に広がりを見せています。

海外からの来訪者がグンと増えそうな2020年の東京オリンピックまでの間に、対応店はさらに増えていくことが予想されています。

2. 実は簡単ビットコイン。現実通貨と似た使い方もできる

一方で、「ビットコインを試してみたいけど、使い方がわからない…」という声も。でも、そのしくみは意外と簡単なんですよ。

まず、ビットコインの入手方法ですが、一般的にはビットコインの取引所サービスサイトで専用口座を作成。その上でお金(円)を口座へ振り込み、サービス内で、円をビットコインに換金します。換金されたビットコインは専用口座から架空の財布「ウォレット」にインターネットを通じた操作で送金すれば、対応しているサービスやショップで利用できる状態になります。

「ウォレット」は、PCやスマホアプリ、Webサービスなどを通して実際に利用することが可能です。既存のクレジットカードや電子マネー代わりに使いたいのであれば、パソコンやスマホのウォレットアプリで管理すると便利になるでしょう。

なお、Peach Aviation株式会社の場合、まずはWebサイトから航空券を購入する際の決済方法のひとつとして、ビットコインを選べるといったことを想定しているようですよ。

3. 行き先でも財布いらず?航空会社ピーチの革新的な挑戦

いち早く新しいことに取り組んでいく、革新性が目立つPeach Aviation株式会社。このタイミングでのビットコイン決済導入もいわゆる「らしい」戦略だといえます。でも、そこにはどのような狙いが…?

広報担当者によると、“ビットコイン決済サービスで利用者の利便性向上を狙うとともに、将来的には行き先の周囲でもビットコインを利用できるようにして、地方創生にも貢献したい”とのこと。

具体的な内容に関しては、サービスインまでに詰めていく段階のようですが、「チケットを購入して、観光して、帰ってくる」といった一連の旅の日程が、ビットコインだけで賄える社会を目指しているんですね。

日本ではビットコイン支払いに対応した飲食店なども増えています。政府としてもビットコイン取引所サービスを登録式とするなど、電子マネーを安全に利用するためのしくみや法整備を進めているようです。

SuicaにPasmoにEdyにApplePlayにAndroid Pay、そしてビットコイン。選択肢は広がり、対応店舗も増えつつあります。「財布忘れた!」が痛手とならない世の中はきっともう目前なのかもしれません。まぁ、今度は「スマホ忘れた!」が深刻になるのですけどね。

(文/小暮ひさのり)

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