出典 http://www.maryflower.jp

『メアリと魔女の花』公式サイトより

俳優の神木隆之介が、米林宏昌監督の最新アニメ映画『メアリと魔女の花』に声優として出演することが決定。『借りぐらしのアリエッティ』以来7年ぶりに米林監督と再タッグを組むことになった。

神木といえば、大ヒット映画『君の名は。』など数々のアニメ作品で声優としても引っ張りだこ。本業は俳優でありながら、声優としても活躍できる人とそうでない人…そのポイントっていったいなに!?  

【神木隆之介が声優として活躍する3つのポイント】

1. 子役の頃から培った演技力と雰囲気づくりのうまさ

2. どの役を演じても違和感を感じさせない変幻自在なナチュラルさ
3. “神木ボイス”の虜になる人続出。透明感のある甘く優しい声

1. 子役の頃から培った演技力と雰囲気づくりのうまさ

専門学校 東京声優アカデミーの東さんに伺ったところ、俳優が声の仕事をした時に成功するポイントは大きく2つ。

ひとつは、声からその俳優がわかってしまうため、それを忘れさせるほどの演技力と雰囲気が出せるかどうか。

2歳で芸能界デビューした神木のキャリアはすでに24年! TVドラマ「グッドニュース」に6歳で出演して以来、子役時代からキャリアを積み、その演技力は折り紙つき。

そしてもうひとつは、パク合わせ(アニメの口の動きに声をあわせること)の技術をもっているか。このパク合わせ次第で、アニメのキャラクターがまるで生きているように感じさせることができるのだとか。

『借りぐらしのアリエッティ』が公開された際にシネマトゥディで行われた対談で、スタジオジブリの鈴木プロデューサーから、その技術の高さはもちろん、「とにかく芝居がうまい」と絶賛された神木。声優デビューとなった『千と千尋の神隠し』の演技では、同氏に「天才的な才能を発揮してくれた」とまで言わしめた(このときまだ8歳! )。

2. どの役を演じても違和感を感じさせない変幻自在なナチュラルさ

変幻自在というと、七色の声や強烈に個性的な演技などを想像してしまうかもしれないが、神木の場合はそれとは対極。役によってガラリと演じ方は変わるのに、どの役を演じてもとにかくナチュラルなのだ。

体が入れ替わるという難しい役を演じた『君の名は。』の完成披露試写会では、共演の上白石萌音が「私の三葉よりも何百倍もかわいかった」「男女の垣根を越えて演じられるのが神木さん」とその自然な演技を大絶賛していた。

3. “神木ボイス”の虜になる人続出。透明感のある甘く優しい声

そして、声優としての神木を語るときに外せないのが、あの甘く優しい声。『借りぐらしのアリエッティ』の翔、『サマーウォーズ』の小磯など、あの甘い声に魅せられ、映画を観終わった後に“神木ボイス”を求めて、他の出演作鑑賞の旅に出てしまう人も…。

今回『メアリと魔女の花』で共演する杉咲花が、神木の声について耳にとても心地良く、いつまでも聴いていたい」と表現したのもうなずける。

また、声変わり前に演じた『ハウルの動く城』のマルクルや、『ドラえもんの映画のび太の恐竜2006』ピー助などは、改めて聞くと今の声とのギャップがあり、また違った魅力を感じさせてくれる。

有名人のキャスティングは、知名度の高さから良くも悪くも演じる俳優の名前が浮かんでしまいがち。しかし、声優・神木隆之介は、まさにそれを覆すだけの演技力で、一気に作品の世界に私たちを引きこんでくれる。

最新作『メアリと魔女の花』では、あの魅力的な声で、どんな世界を私たちにみせてくれるのか…。また“神木ボイス”の沼にハマってさまよう人が続出するかも?

(文/Mucoco)

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