眞子様(25)のご婚約で世間はおめでたムード! しかし一方で「女性皇族が次々と減ってしまう」という問題が指摘されているよう。

現状の「皇室典範(こうしつてんぱん)」の規定だと、女性皇族は結婚すると皇族じゃなくなることになっているのだ。テレビで目にしていた皇族の方が皇族じゃなくなってしまって少しさびしいのはなんとなく分かるけど、その問題点って??

【3つのポイント】
1.皇族とは何か? ――女性皇族は結婚により皇族を離れる
2.現皇族18人のうち女性皇族が14人。結婚が相次げば皇族は減少する…
3.「女性皇族と一般男性が結婚したら、男性を皇族と認めよう!」→“父が天皇家の血を引いていない”女系天皇の可能性?

1.皇族とは何か? ――女性皇族は結婚により皇族を離れる

まず改めて理解しておきたいのは、「皇族」とは何か。それはズバリ、天皇陛下の親族のこと(ちなみに、天皇陛下自身は皇族には含まれず、天皇陛下・皇族を合わせて「皇室」と呼ぶ)。そして、どこまでを「親族」=「皇族」と考えるかは、国会で議決された「皇室典範」により定められている。

で、眞子様の婚約で改めて注目されているのが、その「皇室典範」の第12条「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」という条文。この規定によると、眞子様も結婚して、皇族でなくなってしまうわけだ。

2.現皇族18人のうち女性皇族が14人。結婚が相次げば皇族は減少する…

では、一体それの何が問題視されているの? ここで、宮内庁の公式ホームページに掲載されている皇室の構成図を確認すると…。

2017年5月17日現在、皇族は18人いるのだが、うち女性皇族が14人。さらに未婚の女性皇族は眞子様を含めて7人! 皇太子ご夫妻の長女・愛子様(15)以外はみな成人しているため、今後も結婚が相次ぐ可能性はありそう。

さらにさらに、天皇陛下の孫世代の皇族4人を見ると、男性皇族は秋篠宮様の長男・悠仁様(10)のみで、他3人は女性皇族。悠仁様が結婚して男の子を授からなければ、男系天皇は途絶えてしまうのである。

3.「女性皇族と一般男性が結婚したら、男性を皇族と認めよう!」→“父が天皇家の血を引いていない”女系天皇の可能性?

皇位継承を安定させる方法を考えることが求められている状況なわけだが、冒頭で述べたように、「皇室典範」を定めているのは国会。はたして国会ではどのような動きをしているのだろうか?

実は現在国会で最も有力と考えられている対策のひとつが「“女性宮家”の創設」。これは女性皇族が結婚しても皇室にとどまれることにしようというもの。これにより、女性皇族と一般男性の間に生まれた子供も皇位継承の対象となり、皇族の安定した繁栄が実現するのだ。

それは名案…と思いもするが、やはりコトはそう簡単じゃない。女性皇族の旦那さんを皇族と認めることで、皇室の歴史上初となる「民間出身の男性皇族」が誕生する。このことに対しては賛否両論。さらに、将来的には父方が天皇陛下の血を引いていない「女系天皇」が即位する可能性も生まれるため、これは「皇室典範」の第1条「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」に反すると抵抗を感じる人も多いらしいのだ。

ちなみに宮内庁にこの問題について取材してみると、「一官庁なので国の決定に従うだけです」とのことだった。なるほど。

皇室典範の改正については“眞子様の結婚(現在は婚約するという状態)までに…”という声もあるよう。いろいろ大変なのは分かったけど…今はひとまず眞子様に「おめでとう」と言ってあげたいところです。

(黄 孟志/かくしごと)

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