記事提供:日刊SPA!

ジェネレーションギャップをもっとも感じやすいこの季節。果たして今年はどんな新入社員が入ってきたのか?その生態を分析した。

◆一見しただけでは危険性が見えづらい

会って話すと普通だが、SNSではキャラが違ったり、裏では過激な言動を見せる若者たち。その真意や考え方はますます掴みづらくなっている。今年の新卒入社の'94年生まれを含む、20代前半にはいったいどのような世代的特徴があるのだろうか?

「ゆとり世代の終盤に含まれ、ミレニアム世代、LINE世代と呼ぶ人もいます。特徴は、親や先生とも小学生の頃からメールでやりとりをしていた“デジタル・ネイティブ”であること。また個性や自由が重視されながらも、禁止事項が多い世の中に育ったので、『何がいいのか悪いのか。基準を教えてくれないと!』と不満を持つこともあります」

そう話すのは世代・トレンド評論家の牛窪恵氏。実際に40~50代のサラリーマンを対象に最近の新入社員について聞き込みを行ったところ、「会社のLINEグループで辞表を提出されて驚いた」(55歳・不動産)などの声が相次いだ。

「メールのコミュニケーションで育ってきたので、そもそも感覚が違う。『社会人は大事な話や緊急の話は電話ですべき』とそこから教えてあげないとダメ」(牛窪氏)

また、「会社を辞めるときも本人ではなく親が連絡してくる」(43歳・IT)、「ナイーブなヤツが多く、仕事の注意をしたら泣かれた」(38歳・公務員)という声も。

「一人っ子が多く、親に優しく面倒を見て育てられてきた世代なので、怒られ慣れしておらず、自分に自信がない人も目立ちます。効率よく仕事をする能力は高いですが、褒めて育てないと伸びません」(同)

SNSでのキャラが普段と違う若者が多いことにも理由がある。

「彼らは周囲との衝突を恐れ、空気を読む世代なので、シーンごとにキャラを使い分けるのは普通のこと。ノリツッコミを楽しみ、その場を盛り上げるために過激な言動を取ることもあります」(同)

場所ごとに変わるその振る舞いに、オジサンたちは「ステルス機のように正体が見えない」と感じてしまうわけだ。

彼らの危険性は、一見しただけでは判別しづらく、トラブルが起きてから本性が露わになることも少なくない。オジサンたちの常識が通用しないのが“ステルス世代”なのだ。

―[ステルス世代]の若者たち―

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