デジタル関連のマーケティングを行うIMJは、今年3月に26418人を対象に「モバイル端末の保有動向に関する調査」を実施しました。調査結果は以下の通りだったそうです。

・現在の保有率はガラケー51.8%、スマートフォン40.9%、ガラケーとスマホの両方保有は7.4%

・ガラケーは2年後に43.5%まで保有率が減少。「いずれスマートフォンへ買い替える」人も含めるとガラケー保有率は51.8%からいずれ34.0%まで下がると予測

・ガラケーユーザーの34.9%がスマートフォンへ買い替え予定

・ガラケーでインターネット閲覧する率は37.0%でスマートフォンの半分以下

出典 http://markezine.jp

このように、ガラケーの存在感はますます低下していくようですが、「そんな時代だからこそガラケーがいい」と語る人も。学生ではなく、ビジネスマンからこのような声が聞かれました。主に、「過度なコミュニケーションはもはや仕事の邪魔」「1人でいる時くらい心穏やかにさせてくれ」というところがガラケーの利点だそうです。それでは「今だからこそガラケー」の根拠を聞いてみましょう。

1. LINEを使わないで済む

「一時期スマホを持っていたのですが、LINEで朝から晩まで連絡だらけになったのがどうしても煩わしくなった。LINEの出始めって、とにかくグループ作りに熱心で、正直どうでもいいグループも多かったけど、抜けるのも感じ悪いかな…なんて思い、抜けられなかったんですよ。

でも、本当にLINEでのやり取りがウザくなり過ぎちゃいました。その時気付いたのが、ガラケーに戻したらLINEができなくなるってことですね。皆にはLINEで『今日までありがとう!今日ガラケーに戻すんで、これから何かあったらメールちょうだい!』と言って抜けました。

そこから何か困ったことがあったかといえば、特にないんですよね。中高生みたいに仲間外れなんてことは起こらないですし、ガラケー万々歳ですよ」(30代男性)

2. 電池の持ちが異様に良い

「100%まで充電しておけば、4日間は電池が持ちます。朝、家を出る時に残り20%でもさほど慌てませんね。充電池も持ち歩く必要がないのもありがたいです」(50代男性)

3. ゲームをしなくなって時間とカネを節約できる

「今、スマホゲーム全盛の時代ですが、私、ガラケー時代に『怪盗ロワイヤル』にハマりまくってしまってて……。どんだけの時間とカネを使ったかってことなのですが、今やガラケーのゲームを各社熱心に開発しないものですから、ガラケーでやるゲームがないんですよね。ソーシャルゲームってコミュニティが盛り上がっていれば楽しいのですが、過疎化したゲームばかりなので、やっても面白くない。

必然的にケータイでゲームをすることもなくなり、時間とお金を使わないで済むようになりました。その分、本を読んだりするようになっています」(40代男性)

4. メールをチェックしなくても怒られない

「スマホだとGmailと連動していたりするのが当たり前なので、メールが送られても『読んだよね? 早く返事しろ』というプレッシャーがあります。でも、ガラケーだと『今、外』という言い訳が利きます。実際はオフィスにいて、メールはPCで読んでいるけど、送るのが面倒くさかったり、まだ判断がつかない時などは、メールって送れないじゃないですか。

スマホがあると、とにかく早い返事が求められるような気がします。本当はそこまで連絡って早い返事のやりとりじゃなくてもいいのに。その点、『あの人はメールは遅い人』というイメージがつくと、『早く返事しなくちゃプレッシャー』から解放されます」(30代男性)

5. 飲み会で珍しがられる

「飲み会に行くと『えぇ~、まだガラケーなの?なんで?』と言われ、話し掛けてもらえます。昔、スマホが出始めの頃、息をふきかけるとスカートがめくれるアプリとかを得意げに皆、見せていましたよね。それと同じで、『軽いね!』とか『画面ちっちゃーい』とか言われ、ちょっとした人気者気分を味わえます」(30代男性)

6. 電波が入りやすい?

「最近、自宅で家族から『今から大事な電話をするからガラケー貸して』って言われるんですよ。妻は別のキャリアのスマホなのですが、時々、電波が入りにくい場合は家の中を行ったり来たりしています。自宅は大きな幹線道路沿いなので、本来電波はいいはずなのですが、何かあるんですかね?私の場合、電波は常に『バリ3』です」(40代男性)

7. SNS関連のトラブルを回避できる

「FacebookとかTwitterとかって簡単に書きこめ過ぎるのも危険だと思うんです。酔っぱらっている時に人の悪口を書いてしまったり、あとは仕事さぼっているのがバレちゃったり、浮気しているのがバレちゃったり。自制心の問題ではあるのですが、ガラケーっていちいち投稿が面倒くさいから、トラブル回避はできてるのかなぁって思います」(40代女性)

おわりに

ちなみに、ガラケー推奨派の彼らに「地図機能とかは便利ですが、そういったものはどうしているのですか?」と聞くと、「何人かいたら、誰かが必ずスマホを持っているから、その人にGoogleマップのチェックなどは任せています。ガラケーだと最初っから戦力として数えられていないので、気が楽ですよ。」という回答が。

何やら他人任せなような気もしますが、2014年の夏においても「ガラケー万歳!」な人は一定の割合で存在するようですね。

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