記事提供:AbemaTIMES

数多くの世界の有名ブランド店が立ち並ぶのは、20日にオープンした銀座エリア最大規模の商業施設「GINZA SIX」。241のテナントが入り、その売り場面積は東京ドームと同じ広さだということだ。

ところが、実は話題を呼んでいるのはファッションだけではないという。少し変わったサービスを提供するレストランがあるそうだ。

そのレストランは、13階にある熟成肉専門の「旬熟成」。お店に入ったお客さんを待ち構えているのは巨大な熟成肉だ。100日以上熟成させた、旨味、深み、どれを取っても最高の熟成肉となっている。

一風変わったサービスとは一体どのようなものなのか。メニューを見るとそこには、リスニングイーツという文字が。手ぬぐいで目隠しをしてヘッドフォンを付け、何も見えない状態でオリジナルの音楽を聴きながらはじめの数口を味わうというサービス。

店員が丁寧に口まで運んでくれるそうだ。数口を食べ終えると、ヘッドフォンと目隠しを外して再び味わうが、なんと目隠しをした状態の方が、おいしく感じるという。

■食べるときに「必要な情報だけをインプット」

「旬熟成」運営の株式会社フードイズム代表取締役・跡部美樹雄さん

なぜこのようなサービスを始めたのか。代表取締役・跡部美樹雄さんは「本当においしいものを食べるとき、目をつぶって食べていることに気づいた。最初から目をつぶらせようって思った。全然違うものが感じられる」と語る。

「余計な情報をシャットアウトして、必要な情報だけをインプットしてもらう方がより舌の上で感じられる」とこだわりを語る。

実際にリスニングイーツの体験者は「最初に目隠しをさせて頂いて食べたときの方が、感じようと思うので、いろいろな味を感じることができて、普通に食べるよりも楽しめると思う」と話す。

■なぜ目隠しでおいしく感じられるのか

五感プロデュース研究所の荒木行彦さん

五感プロデュース研究所の荒木行彦さんに話を聞いた。味を感じるのは、視覚が70%、嗅覚が20%、残りの10%が触覚・味覚・聴覚によるもの。味覚だけではなく、料理の見た目や香りなども合わせて総合的に判断しているという。

なぜ目隠しをすることでおいしく感じられたのか。荒木さんによると、体験のない食べ方が刺激となり脳を活性化させ、脳内に「ドーパミン物質」が分泌され気分が高揚すると話す。

さらに、視覚と聴覚が失われたことで、味覚などが敏感に働き、おいしいと感じるようになったという。

■子供は父親の運転を見分けられる?100組中70組が正解

子供は父親の運転を見分けられる?100組中70組が正解。

一方で、目隠しをして行われた“ある実験映像”が今、ネットで話題となっている。「親のぬくもりは、ドライブで伝わるのか」という実験だ。参加したのは100組の親子。目隠しをしていても、子供は父親の運転を見分けられるのかを調べた。

父親、プロのタクシードライバー、初心者の3人が順不同で運転席につき、それぞれ2分間サーキットを周り、3人とも運転を終えたら何番目が父親だったかを当てるというもの。

結果は、目隠しをしていても100組中70組が正解した。ドライブを通じて、子供は親のぬくもりを全身で感じていたという。

■「現代人の五感が衰えている」

五感プロデュース研究所の荒木さん「現代人の五感が衰えている」

この実験について、五感プロデュース研究所の荒木さんは「運転の上手さ・乗り心地は振動(触覚)と三半規管(平衡感覚)で判断している」と述べており、目隠しすると平衡感覚が敏感になるとしている。

また「家族が運転する車の揺れを脳が記憶していて、わずかな揺れでも判断できるようになった」とのことだ。

また荒木氏さんは「現代人の五感が衰えている」と語る。現代はテレビゲームやパソコン、スマートフォンなどの視覚的刺激があふれている環境にいるため、聴覚・味覚・触覚・嗅覚が鈍化しているという。

五感を取り戻す方法として「意識的に感覚を鍛錬することが重要」だとした。その方法として、普段聴かない音楽を聴く、冷たい・温かいなどの違いを指先を集中して感じ取る、食事のときに食材の匂いを嗅ぐなどをあげた。

AbemaTV/原宿アベニューより)

(C)AbemaTV

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