記事提供:女子SPA!

春なのになんだかダルくて会社をサボりたくなる…なんて悩むあなたにおすすめしたい本が『自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ』というイラストエッセイです(精神科・心療内科医が監修)。

著者の崎田ミナさんはイラストレーター・漫画家で、自律神経失調症や鬱に加え胃痛や腰痛の持ち主でした。それらを、スキマ時間で行った「ずぼらヨガ」で解消したそうなのです。

◆おしゃれなヨガ完成形じゃなくっていい!

そもそも自律神経がヤラれていたらヨガをやる気力も生まれないのでは?と私は疑問を抱きました。

崎田さんが描く漫画は、そのあたりをおもしろおかしく伝えています。ヨガ教室に行ってみたら、おしゃれなウェアを着た「リア充のそうくつ」でドヨーンと落ち込んでしまうのです。

畳一畳のスペースでできるヨガすらもやりたくない。だったら、完成形じゃなく未完成形のヨガでいいじゃん、と背中を押してくれるのが本書なのです。

私もブランクを挟みつつヨガを続けていますが、ポーズにこだわりすぎると身体に無駄な力が加わってリラックスできません。呼吸も浅くなり筋肉痛を起こして効果も半減。

教室やジムに通っている方は、つい周囲の人々を気にして頑張り過ぎていませんか。

オシャレなウエアもマットもなく身体もかたい崎田さんは、デスクで、あるいはごろ寝しながらでもできる未完成形ヨガ=ながらヨガをコツコツ続け、健康を取り戻したといいます。

本書は「リラックス」「元気が出る」「リフレッシュ」「朝・昼・夜おすすめメニュー」の4つの章で構成されています。ポーズについても図解で事細かく説明されているのでわかりやすいです。

実際にいくつかやってみました。

◆「リラックス」こどものポーズ

⇒【写真】はコチラ

①正座する
②前に倒れ、手を遠くに伸ばすように指を歩かせる
③腕を伸ばしきったら上半身脱力して、30秒~3分キープ

眉間には印堂というツボがあり、心を落ち着かせる、鼻づまり、頭痛、たるみを解消する効果があるのだとか。

◆「元気がでる」英雄のポーズ

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①肩幅の2倍くらい足を開き、腕と肩は平行に伸ばす
②右の足は進行方向に向け、左の足は90度に、踵の位置は同一線上
③背筋を伸ばしたまま、右膝を踏み込み体をスライド、深呼吸しながら顔も右へ向け、20秒~30秒キープ

自然とお腹に力が込められ、体幹も目覚めます。血流がアップして身体もホカホカ。

◆「リフレッシュ」下向き犬のポーズ

⇒【写真】はコチラ

①腰の高さくらいに壁に手をつき、足は腰幅、手は肩幅に開く
②腰からゆっくり90度に上体を倒し、背中と足をまっすぐ伸ばしたまま、深呼吸で20秒キープ

背骨から足の裏まで伸びきって気持ちがいい。肩のコリがジワ~ッと抜けていきます。腰をそらさないように注意。

◆気負わずテキトーにやってみるのがいい

朝昼夜でひとつずつポーズをやるとか、トイレに行くたびにひとつやるとか、気負わずに適当に「やってみる」のがいいですね。やがて、ストレスにおそわれる手前で不調に気づくようになるかも。

なんだかスッキリした、なんだかやる気が出てきた、という具合にゆるく前向きになるのは、ストレスが育つ前のストレスの芽を摘んだ証拠だと私は思うのです。

最後に、崎田さんが心療内科の先生に言われた一言を紹介します。

「心なんて命の一部だから。心や頭があてにならなくなったら、身体を動かしたりするのはすごくいいよね」

一心同体の言葉通り、心が折れたら身体に頼ればいいのです。「命の土台=身体」、心と身体を守るのは自分しかいないのですから。

完成形のヨガはカッコいいし、効果も絶大かもしれません。でも未完成形のヨガで、自分の心身とともにヨガの世界を広げていくのもアリではないでしょうか。

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