記事提供:messy

たかの友梨CMの頃のエリカのスタイリングほんと謎。

<“女が嫌いな女”を声高に叫ぶと共感が得られる現象>を目の当たりにする放送が続いている。

4月11日放送の『ニノさん』(日本テレビ系)では前週に引き続き「二宮和也と女が嫌いな女たち」特集として、菊地亜美(26)、青山テルマ(29)、いとうあさこ(46)、岡本夏美(18)、高橋真麻(35)、MEGUMI(35)らがスタジオに登場し、女が嫌いな女について赤裸々トークを繰り広げた。

街頭インタビューでは「合コンに白ニットを着てくる女」、「合コンで注目されないと機嫌悪くなる女」、「クリスマスが終わるまで彼氏と別れない女」などの回答が集まったほか「友達が可愛くなるのが許せない女」(菊池)、「人の彼氏に馴れ馴れしい女」(高橋)、「合コンでつまらなそうにしている女」(テルマ)など各人らが思う『嫌いな女』を挙げた。

ネット上では「共感しか無い」「このメンバーの飲み会とかあったら参加したい」など、こうした“イヤな女像”に共感が続出している。

この前日に放送された『しゃべくり007』(同)に出演した沢尻エリカ(31)の発言も同様に共感を呼んでいるようだ。「ちょっと苦手なXな女007」という、先の番組と同様に苦手な女性のタイプを挙げる企画で沢尻は「携帯ばかりイジる女」と回答。

ふたりで一緒に食事をしているのに、常に携帯を触っている様子を見ると「何をしに来ているんだろう」と思う…と語った。こちらにも「好感度が上がった」「『分かるわ』ってなった」などの反応を視聴者が示している。

だがちょっと待ってほしい。携帯ばかりイジる女…そりゃイヤだ。食事中なのに携帯ばかりイジる子供…携帯ばかりイジるおじさん…携帯ばかりイジる彼氏…うん、全部イヤ。

つまり「女」に限らず誰がやっても同様に腹が立つ行為ではないか?一緒に食事に行った男友達や彼氏、夫が携帯ばかり見ていたら“なんだコイツ”と思うのではなかろうか。

そう考えてみると、合コンで気合の入りまくった言動を見せたり、逆に機嫌が悪くなったりふてくされた態度をとる男なども、女に嫌われるし同席している男たちも「次回からあいつは呼ばない」と決意するだろう。

「人の彼氏に馴れ馴れしい女」はそのまま、「人の彼女に馴れ馴れしい男」も嫌われる。

同性同士での敵対構造を作ると議論が盛り上がるという思惑からこうした企画が生まれるのかもしれないが、なにもそれが同性であるから腹立たしいのかと言われればそれは違うはずだ。

強いて言えば、こういう企画で盛り上がる女(男も)が一番面倒くさくて周囲から距離を置かれていそうである。

一方、ライターの北条かやは一部でかなり嫌われている(というか軽蔑されている)女性だが、3月に更新したブログ記事「大前提として、ワシは昔から、女性同士なら、男社会における被害者意識を共有できているものと、思っているんですよね」

「でも、自分がなにかしらの不満をつぶやくと、男性のみならず、女性からも、自分だけ悲劇のヒロインぶって。みたいに、思われることがあると気づいてからは、女が、女としての私の気持ちや、不調を理解してくれるなんて、甘い幻想は捨てようと、絶望していたんです」などと綴っていた。

これもこれで本当にびっくりしたのだが、女性同士なら「男社会における被害者意識を共有できて」「女としての私の気持ちや不調を理解してくれる」はずだとどうして単純に思いこめるのだろうか。

女性という属性だけで皆が思いを共有できるというのは確かに幻想なのである。

世代や置かれている状況により立場は異なるし、立場も環境も生年月日も同じ人だとしても考え方は全然異なるのが“普通”だからだ。誰にとっても性別・世代を問わず、敵もいれば味方もいるのである。

属性が同じだったり共通項が多いから仲良くできるはず、なんて思い込みが一般に浸透しているから「女の敵は(意外にも)女!」なんて企画や「女に嫌われる女」企画もウケるのだろうが、前提がバカげている。

ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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