記事提供:日刊サイゾー

モデル撮影の様子。

先日、「『喧嘩上等』『天上天下唯我独尊』はもう古い!【卒ラン】近年の流行は“自作ポエム”!?」という記事で、近年の卒ラン事情についてご紹介した。

取材先のプロス通販(岡山県玉野市)によるコメントも実に興味深いが、同社が通販モデルに起用しているというヤンキーアイドルユニット「C‐Style」が気になって仕方がない。

ヤンキーブームは1980年代。しかし、そこから40年近くがたっている。なぜいまヤンキー、しかもアイドルなのか。都内でライブがあると聞き、さっそく駆けつけた。

場所は両国のライブハウス「サンライズ」。オープンと同時に大勢の客が入ってくる。客層は20代から40代の男性が中心。ライブが始まると野太い声援が響き、ペンライトの光が激しく揺れ、最前列ではMIXが打たれる。

この衣装もプロス(撮影=後藤秀二)

ひときわ熱心に声援を送っていた40代男性に話を聞くと、「ヤンキーというコンセプトがぶれないのがすごい。ふつうのアイドルにはない魅力を感じます」。

とにかく大盛り上がり!(撮影=後藤秀二)

ライブ終了後、楽屋で彼女たちにインタビューした。

合言葉は「仏恥義理!」(撮影=後藤秀二)

左から潮干狩鯏さん(16歳)、八剱咲羅さん(18歳)、海蛍七華(13歳)さん。それぞれ、「しおひがり・あさり」「やつるぎ・さくら」「うみほたる・ななか」と読む。難しい漢字を使いたがるのはヤンキーの特徴だ。

結成は2013年。何度かのメンバー交代を経て、現在はこの3人で活動している。4代目総長の八剱さんは言う。

「メンバーは全員、木更津の中学や高校に通っています。潮干狩り、八剱八幡神社、アクアラインの海ほたるといった具合に、名前もすべて木更津にちなんだもの」

昨年12月に木更津市内で行われた無料ライブ。

ところで、本物のヤンキーかというと、そこには大人の事情があるようだ。

「みんなふつうのかわいいアイドルになりたくて、オーディションを受けたんですよ。でも、ある日突然事務所から『ヤンキーになってくれ』って(笑)。最初は戸惑いましたけど、どうせやるなら本気でやろうと『C‐Style』としての活動を始めました」(潮干狩さん)

大変なことはあるかと尋ねたところ、口を揃えて「3人の結束は固いし、ファンもいい人ばかりで楽しい」と言う。そんなファンへのサービスとして「ビンタ券」というものがある。

「私が担当なんですが、1回500円で思いっきりビンタされるという名物企画。多い時は1回のライブで30発ぐらいビンタしています(笑)」(海蛍さん)

最後に、今後の夢を聞いた。

「木更津市の公認が欲しいですね。でも、市長を表敬訪問した時に、ウチらの頑張りを褒めてくれた上に『どんどん木更津をPRして』と言われたので、公認されたも同然かなと(笑)。あとは、なんといっても氣志團万博に出ること!」(八剱さん)

木更津市役所で渡辺芳邦市長と。

全国展開を目指すアイドルユニットが多い中、「C‐Style」はあくまでも地元の木更津にこだわる。

人通りもすっかり減ってしまった商店街は、彼女たちの活躍によって再び活気を取り戻すことができるのか?地元愛あふれる仏恥義理スピリッツへの期待は大きい。

C‐Style結成4周年記念GIG

4/22(土)『KISARAZU STORY』

場所:木更津市民会館(中ホール)
時間:開場16:00 開演16:30
料金:前売3,000円
公式サイト:ヤンキー系アイドルユニット C‐Style OFFCIAL SITE

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