民進党・小西議員のツイートが話題に

長谷川豊です。

あぁ、これが今の国会の象徴だなぁ…というニュースが流れていました。

27日、民進党の小西洋之議員が参院予算委員会を振り返ったツイートです。

この小西議員はとても素直な方なのでしょう。きっと、本心から思ったことを呟いただけなのだと思います。

と言うのも、国会議員や役人たちと飲んでいたら、こういう話題は普通に出てくる言葉です。私はネットで叩かれているように小西議員だけを責めればいい話ではないと思っています。

ご覧のように非常に「素直」なツイートです。しかし、この発言こそが今の国会の停滞っぷりを分かりやすく象徴している気がするのです。

「与党の足を引っ張ればいい」と勘違いしている野党とメディア

私は、今日本が停滞している最大の原因の1つは野党とメディアにあると思っています。彼らの「根本的な間違い」が訂正されない限り日本の発展はないのではないでしょうか。

彼らの本心は、「自分たちが目立ちたいだけ」。「強大な与党=安倍政権に対して牙をむいてる俺カッケー!」と本気で信じ込んでいるのです。

「日本をよくしたい」とか、正義感で「不正を追及したい」と思っている訳ではないのです。彼らの目的はただ1つ。

「安倍政権にNOって言ってる、そんなカッコイイ俺を見て」

なんです。これが大問題。

本来、政治ってものは国民みんなでするものです。

子どもも大人もお年寄りも、男も女も、サラリーマンも経営者も、みんなで日本を一緒に考えて、少しでもいい国にしていこうと考えて進めていくものです。

それが、単純に「邪魔さえすればいい」って話になると、モーレツに簡単になります。

文句を言うだけなら誰でもできるからです。

一生懸命頑張っている人の足を引っ張ればいい訳でしょ?

本当は全然的外れであっても文句を言って不安をあおればいいんでしょ?特に政治のように難しく微妙な案件は「全員が幸せになる」ようなものは滅多にありません。

批判程度であれば、誰でもできるのです。

今の野党は、そのためだけに1日運営するだけで税金が2億円ずつ吹っ飛んでいる国会を空転させているのです。

大阪都構想も「未来の不安を煽って」潰された

私は去年まで大阪のニュース番組でキャスターを担当していたのですが、2015年の4月に就任してからすぐに行われたのが、全国的な大きなニュースになった「大阪都構想」の住民投票でした。

私の番組はバランスをとるため、橋下徹大阪市長、そして反対派の自民党議員と共産党議員に出演していただきました。

私はあくまで司会者。それぞれの主張を淡々と聞くことが仕事です。反論があれば、それぞれの陣営がその場で反論する。

しかし、大阪市を廃止し5つの行政区にわけるという大阪都構想についての説明を橋下氏がした後でした。反対派の議員さんが口を開きこう言うのです。

「行政が大きな混乱をします。保育園もどうするのでしょう?子供が預けられなくなりますよ?消防車だってどこの区割りになるのでしょう?救急車が来ない恐れだってあります」

おいおいおい…(涙)。

これには、司会者の立場ながら突っ込みを入れたい気持ちになりました。

大阪府にある大阪市。その大阪市を廃止して「大阪府港区」「大阪府北区」などに分けるわけです。簡単に言えば今の東京のシステムを持ってくるだけです。

でも、橋下氏は説得に苦労していました。彼らがやっているのは「反論」ではなく、まだ起きていない「未来」を不安で煽っているだけの行為です。未来の可能性はいくらでも作れます。

そうやって住民不安を煽りまくった結果、大阪都構想は否決されました。

「大阪会議という会議で二重行政は解消されます」

という大ウソをついて。これは僕が「政治家になろう」と決意した経緯の1つです。

本当に難しいのは「明るい未来を作り上げること」

小西議員のツイートは随分叩かれているようですが、僕はとても素直な人だと思うし、みんなで考えるきっかけを与えてくれたことは有意義であったと思います。

繰り返しますが、これは野党議員たちが全員本心で思っていることです。そして、左翼系と言われるメディアもみんなだいたいこんな心境で番組を作っています。

未来の不安を煽るのは誰にでもできます。ですが、本当に難しいのは「明るい未来を作り上げること」です。

高度経済成長時代の日本ではないのです。その難しい課題に取り組んでいかなければ、日本は前進しません。

森友学園のニュースなどで、日本は大きく停滞してしまいました。

残念でなりませんが、これらの報道は長い目で見れば野党、そしてメディア自身の首を絞めている気がしてならない、そんなことを思う今日この頃です。

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モノ申すフリーアナウンサーとして、テレビ・雑誌・講演と幅広い分野で活躍中。特に多くの取材経験からニュースを多角的な視点で見る文章に定評がある。現在は執筆や講演会など多方面で活躍中。

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