19日、GACKTさんが静岡三島市立中郷西中学校の卒業式にサプライズ訪問したとブログで報告しました。

静岡三島市立中郷西中学校の
卒業式のサプライズために準備をする。

昨日は体調が悪くどうなることかと思ったが
これなら心に残る歌を届けられるだろう。

11年続けている卒業式のサプライズ

実はGACKTさんは、卒業式へのサプライズ訪問を続けています。卒業式はほぼ同じ日に行われるため、毎年1校のみのサプライズとなってしまいますが、このサプライズは欠かすことなく11年もの間続いています。

そして年に1度だけ、卒業式のサプライズ曲野に咲く花のように」を歌う日でもあるのです。

きっかけはラジオに届いた1通の手紙

卒業式へのサプライズ訪問は、2006年の神戸・県立舞子高の卒業式から始まりました。きっかけは、当時GACKTさんが深夜にやっていた「オールナイトニッポン」に、男子高校生から届いた1通の手紙。

『僕が行っている学校は兵庫県立舞子高校、防災科です。阪神大震災の後に、この学科が設立されました。今、あの震災から随分と月日が経ち、みんながあの日のことや震災に対する防災などの重要性を忘れかけています。僕らの学科もこの数年定員割れを起こしています。

GACKTさん、どうか僕らにチカラを貸して貰えないでしょうか?』

出典 http://ameblo.jp

阪神大震災を受けて設立された環境防災科。けれど風化し、関心が薄れ、定員割れを起こしていると言います。その手紙を番組で紹介したGACKTさんは、直接その男子高校生と番組内でこう話しました。

『ボクが応援するのは構わないが、それが本当にオマエたちにとって意味があるのか?そんなことをしても、一時的にその学科の人気が戻っても またすぐに定員割れを起こしてしまうだろう。』

出典 http://ameblo.jp

『大切なことは、何故今この時代に、環境防災科が必要であるかを オマエたち自身が、これから進学に迷っている中学生やその親たちにどこまでアピールできるか、熱意を届けられるかだろう?とにかく動け。』

出典 http://ameblo.jp

もし、オマエたちの頑張りで、翌年の新入生の定員をオーバーすることがあれば、ボクがオマエの卒業式に花を添えてやる』

出典 http://ameblo.jp

GACKTさんの言葉を受け、この男子高校生は自分がするべきこと、できることを考え実行し、なんとこの年、定員を大きく超えたのです。

GACKTさんは約束を守るべく、学校と内密に連絡を取り合い、サプライズで卒業式に登場。花を添えるという約束を守りました。この時、この日の為に書き下ろした曲が『野に咲く花のように』です。

卒業式のサプライズは自分のエゴであり意地

この日の卒業式で、GACKTさんはある事を感じたと言います。「常にステージから背中を押すこと」を心がけているけれど、それは「押す側と押される側とのタイミング」「大きな感動」が伴わなければ成立しない難しいもの。けれど卒業式には、それが全てあるのではないだろうか、と。

であれば、ボクらの様な立場の者達は もっとそこに踏み込んでいかなければならないのではないか・・・?という、ボクの【エゴ】の始まりだった。

敢えて、エゴという言葉を使うのは、【ボクがやりたいからやってる】ということだからだ。誰かに褒められたいわけでも、誰かに認められたいからやってるわけでもない。

中には、これを売名行為だのという輩もいる。今更、ボクに売名する必要ははない。あくまでも、ボクのエゴだ。アーティストとして生きている、ボクの意地でもある。

出典 http://ameblo.jp

夢は見るものじゃない、それは…

卒業式では、生徒達だけではなく、保護者や先生達にも最高の花を添えようとしているGACKTさん。それは、この場所が全ての人にとって本当に特別な場所であると知っているから。

「決して負けずに強く咲きたい」と歌われる「野に咲く花のように」は、年に1回だけ、卒業サプライズで歌われる特別な曲。そしてこの特別な日に、この曲を歌い、こう伝え続けています。

夢は見るものじゃない。夢は叶えるもの。

そして 夢を叶えること。

それは 強い意志を貫くこと

出典 http://ameblo.jp

実は最初に手紙を送ってきた男子高校生は、後にGACKTさんのスタッフとして働いています。3.11の震災の時には、SHOW YOUR HEART物資運搬班として、南三陸町など被災地へ支援物資を届ける活動や、次のステップへの継続支援を行なっていました。

「全員の背中を押せるかどうかはわからないけれど、1人の生徒でもこれからの日本の未来を作る人間になってくれれば」と語るGACKTさん。強い意思とエゴを貫くその姿は、しっかりと伝わり、受け継がれていることでしょう。

ボクが人の背中を押せるうちは、まだ影響力があるうちは、こんな活動をやれるところまで続けていこうと思ってる。

影響力には期限がある。これも現実だ。ボクの影響力があるうちに自分の使命は全うするつもりだ。

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