記事提供:しらべぇ

小中学生の夏季休暇の宿題の定番「読書感想文」。文章を書くのが得意な一部の生徒を除き、多くの人は「なにを書いたらいいのかわからない」と苦手意識を持っているのではないか。

そんな中、インテリ芸人として知られるメイプル超合金のカズレーザーがテレビ番組内で読書感想文を披露し、面白すぎると話題になっているようだ。

■「桃太郎」に新しい視点が生まれる

19日に放送された『日曜もアメトーーク!』(テレビ朝日系)。この日放送された企画「勉強大好き芸人」内で、読書感想文の書き方についてオリエンタルラジオ・中田敦彦とカズレーザーがレクチャーする一幕があった。

題材に選ばれたのは、誰もが知る童話「桃太郎」。まず最初に、これを勉強が苦手なおバカタレント・藤田ニコルが感想文に。すると、彼女は、

「ももたろうをよんでみて、あらためてももたろうはすごいなと思いました」

「自分が付き合うならももたろうがいいと思いました」

出典しらべぇ

など、シンプルに自分の感想を書き連ねていった。これに対し、カズレーザーは、

「桃太郎という作品は、一組の老夫婦の下に孤児が漂着するという奇跡から幕を開ける」

出典しらべぇ

と書き出す。その後、仲間との出会いや鬼退治までのストーリーを簡潔にまとめつつ、育ての親を「おじいさん」「おばあさん」とあくまで他人行儀に呼んでいたことに茶々を入れた上で、

「この物語で着目すべき点は多いが、その中でも私は鬼が金銀財宝を貯蔵していた点を挙げたい」

「鬼達は物々交換ではなく、貴金属を介した貨幣経済の概念を有していたと推測できる」

出典しらべぇ

と自説を展開。伝承されてきた鬼のイメージとは一線を画するものだと文章を結んだ。

非常にユニークかつ独自の視点に満ちたカズレーザーの読書感想文。ネット上では「面白すぎる」「桃太郎読み返したくなった」「他の童話でもやってほしい」などの声が確認できる。

そして、中田がこれに分析的な補足を加える。漠然と感想だけを書きがちな読書感想文だが、あらすじ、感想、自分の解釈の3つの要素を順番に取り入れれば、自ずと成立するというものだ。

■読書感想文が苦手な人は5割

しらべぇ編集部が行なった調査では、「読書感想文を書くのが苦手だった」と答えた人は全体の50.5%。ほぼすべての年代で4割以上の該当率になっている。

今まで、明確な書き方が教えられてこなかった読書感想文。芸人と言えども決して侮るべからず。子供たちは、参考にしてみるといいだろう。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20~60代の男女1376名(有効回答数)

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