春の選抜高校野球もいよいよ大詰めです。勝者、敗者にかかわらず球児たちと彼らを支えるマネージャーたち、それぞれのドラマに触れて自身の青春時代を思い出している人も多いのではないでしょうか。

高校野球のみならず、夢に向かってひたむきに進むも、夢が叶う者と破れる者に分かれ、すべてが望むような結果になるとは限らない世の中。卒業シーズンを終えて進学したり就職したりする中で、夢と希望にあふれながらも挫折を味わうこともあると思います。

今回は、そんな共感シーンを描きながら、そっと背中を押してくれるメッセージに勇気と熱い想いがこみ上げるショートフィルムを紹介します。主人公を演じる2人の若手俳優・須賀健太さん(写真左)、三浦透子さん(写真右)の瑞々しくまっすぐな演技はもちろん、楽曲を提供した話題のシンガーソングライター・関取花さんの歌声にも注目です。

同じ夢、それぞれの恋に破れた2人

2人のストーリーは高校時代から始まります。

この日、チームメイトの試合をスタンドから懸命に応援していた須賀健太さん演じる主人公の健太は、試合終了後に想いを寄せる女子生徒に声をかけようとします。

しかし彼女は健太の存在にも想いに気付くことなく、背番号「1」を背負ったエースの元へ。

この時、エースと彼に寄り添う彼女の背中を見送ったのは健太だけではありませんでした。セリフのないこのシーンから、三浦透子さん演じるマネージャーの麻衣もまた失恋してしまったことが、痛いくらい伝わってきます。

お互いの道を歩み始めた2人

高校卒業後、健太と麻衣はそれぞれ大学へと進学。

新しい友だちもでき、夢と希望にあふれたキャンパスライフを楽しむ麻衣。

ちなみに、この楽しそうなワンシーンで麻衣のとなりにいる友だち(写真右)は、シンガーソングライターの関取花さんなんです。今回、人生初のお芝居に挑戦したのだとか。本業以外の才能にも期待が持てるアーティストですね。

一方で、大学でできた彼女と一緒なのに浮かない顔の健太。楽しそうに語りかける彼女とは対照的に、何かに悩んでいる様子です。入学してしばらくは楽しいことしか眼中になかった大学生活で、就活を通じて初めて挫折を味わったのでしょうか。

社会の厳しさを知り、挫折を味わう2人

入学当初はあんなに晴れやかで明るかった麻衣にも、健太と同じような挫折が訪れます。

もう何社目だろう…うまくいかない就活の壁にぶつかり、将来への不安の声が聞こえてきそうな表情です。

健太はというと、無事に就職は決まったものの取引先で頭を下げる日々。シチュエーションは人それぞれですが、健太の姿に社会人として働くことの厳しさを共感させられるシーンです。

それでも腐らずに、全力で走り出す2人

ショートフィルムでは、関取花さんの歌う「もしも僕に」も印象的。挫折を味わう主人公2人の心情を表すかのような…

努力は大抵報われない
願いはそんなに叶わない

世の中はうまくいくことばかりでも、楽しいことばかりでも、きれいごとばかりでもない。シンプルで正直な歌詞は観ている私たちの心に刺さり、思わず共感してしまいます。

それでもどうか腐らずに
でかい夢見て歩いて行くんだよ

続く関取さんの歌声はまるでエールのように2人の背中を押し、新たな夢へと走らせます。

ストーリーでは、決して交差することのない2人の人生。向かう夢、行く道は違えど、お互い同じ気持ちで腐らずに全力でひた走るシーンには胸が熱くなるはずです。

再び“打席”に立つ2人

ショートフィルムは、2人が高校時代に“夢”を追いかけた野球のシーンへ。バッティングセンターの打席に立ち、力強くスイングする2人の姿は“でかい夢”を迎え撃つバッターのようです。

努力は大抵報われない
願いはそんなに叶わない
それでもどうか腐らずに
でかい夢見て歩いて行くんだよ

現実を受け入れ、立ち向かい、新しい夢や目標を持ち続け、そして進んでいく勇気をもらえる力強さを感じます。

夢へと踏み出す勇気をくれる、ある言葉

ストーリーは、主人公2人が打席に立つシーンに続いて観ている私たちの“背中を押してくれる言葉で締めくくられます。

その言葉を目にした時、きっと“でかい夢”に向かって踏み出したくなるはずです。

“背中を押してくれる言葉”を確かめる

出典 YouTube

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