女性にとってダイエットは永遠のテーマとも言えます。特に産後の体は、なかなか思うようにならないもの。体重だけでなく、出産による体型の崩れなど、このまま元に戻らないのではないかと不安になったり、同じ年齢の友人の美しいスタイルを見てコンプレックスを抱えることも。

カナダ在住のレイチェル・グラハムさんがダイエットを決心したのは、2人目を妊娠した時。1人目の妊娠出産・そして子育ての間に太ってしまった体にコンプレックスを感じていたレイチェルさんは「この子を産んだら絶対に痩せる!」と決心したのです。

なんと41kgのダイエットに成功!

身長165cmのレイチェルさんが、ダイエットを始めた時の体重は229ポンド(約104kg)。健康的に痩せようと、摂取カロリーを抑えつつバランスの良い食事をし、しっかりとエクササイズを行なったレイチェルさん。約1年で、なんと41kg(妊娠中の最高体重からは約45キロ)のダイエットに成功!

レイチェルさんは、その変化をInstagramで公開しながら、ダイエットを続けてきました。昨年はニュースサイトで紹介されたこともあり、現在では21万人を超えるフォロワーが。

摂食障害を抱えていた10代

レイチェルさんがこれほどまでに人気になったのは、ただダイエットに成功したからではありません。本当なら隠しておきたいような急激なダイエットでできた大きなストレッチマークや、すっかりたるんでしまった皮膚も、隠すことなく公開し続けてきたから。

もちろん、それらを見て落ち込まなかったわけではありません。

「でも私は、このお腹で素敵な男の子を産み、育てていたのよ。だからその大切な自分のお腹を見て落ち込みたくなかったの」

実はレイチェルさんは、ご主人と付き合い始めた15歳の頃、うつ病と摂食障害を患い、入退院を繰り返していました。結婚し、初めての妊娠で体重が大幅に増えてしまった時にも、その後6年間肥満状態が続いた時にも、ご主人はずっと「君は綺麗だよ」と言い続けてくれたのだそうです。

ご主人の言葉は、レイチェルさんの心の大きな支えとなりました。

「どんな体型でも、どんな状態でも、私は美しく完璧だって思えたの」

Peoplのインタビューでは、たるんだ皮膚をそのまま公開したことをこう語っています。

「私は、ありのままの姿を伝えたかったんです。たるんだお腹の皮膚もそのひとつ。この余計な皮膚は、心の中にある不安そのものです。けれど、それを全部ひっくるめて愛せるようになりたいと思っていたんです」

今では、自分の体を愛することができるようになったというレイチェルさん。けれど、コンディションによってはそれが上手くいかないこともあります。

「もしかしたら、この葛藤は永遠に続くのかもしれません。ただ1つだけ、絶対に変わらないと信じられることがあるんです。それは、彼が無条件で私の体を愛おしく思ってくれてること。だから私は、こうして自分を愛する努力をすることができるの」

今では、これまでで一番「自分らしい健康的な体になっている」と感じているといいます。ダイエットを続けてこられたのも、ご主人の大きな愛があったからこそなのですね。

どれだけ体重が落とせるのか、どれだけ体型を変えられるのか、そのことが重要なのではなく、本当に大切なことは「その過程や結果で、自分の体をいかに愛することができるか」であるということを、レイチェルさんは教えてくれているのです。

そして、何かに立ち向い頑張っている人にとって、誰かに無条件に愛され信じてもらえるということがどれほど大きな力になるのか、それを改めて知ることができます。それは私たち誰もが、誰か大切な人に届けることができる大きな力でもあるのです。

この記事を書いたユーザー

Mucoco このユーザーの他の記事を見る

愛犬と一緒に、海を眺めながら暮らしています。

権利侵害申告はこちら