アレもコレも…全部つながってる!「カルテット」9話

火曜22時に放送中のドラマ「カルテット」(TBS)。偶然出会った30代男女4人が弦楽四重奏のカルテットを組み、軽井沢にある別荘で一冬の共同生活を送るストーリー。サスペンス要素やコメディ要素も含みつつ、徐々に濃密な人間ドラマが展開されつつあります。

最終話直前となる9話では、真紀さんの悲しい過去が発覚、切ない展開となりました。

そのなかで繰り広げられる会話や展開には、「このやりとり、前にもあったような…」というものが多数登場。実は、これまでに放送された内容が伏線となって、次々と登場していたことに気づきましたか?

曇ってたらどうして天気悪いって言うんですかね

出典 http://www.tbs.co.jp

1話で、こっそり家森さんの高級ティッシュで遊びながら「曇ってたらどうして天気悪いって言うんですかね。良いも悪いも曇りは曇りですよね。私は曇った空の方が好きですとすずめちゃんが語るシーンがありました。その言葉に真紀さんも「すずめちゃん。私も青空より曇った空が好きです」と同意。「同じですね」と、初対面ながら2人は共感しあっていました。

そして、9話。最後の演奏に向かう直前、別荘に残された2人が窓の外を見ながら交わした言葉は「曇ってるね」「曇ってますね」でした。2人の気持ちは、最初から最後まで同じなんですね。

「こっちから連絡するね」ってのは連絡しないでねって意味でしょ?

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行間を読まなければいけない!と2話で熱弁していた家森さん。「絶対怒らないから本当の事言って、て言われて本当の事言ったらメッチャ怒られるでしょ」「それが行間!」と話し、「連絡しますね、ていうのは連絡してくるな、って意味でしょ」と例を挙げていました。

そんな熱弁をふるっているなか、有朱ちゃんから届いたLINEの返事は「またこちらから連絡しますね」、というオチになっていました。そして、9話の有朱ちゃんとの別れのシーン。「いつスキー連れてってくれるんですか?」と尋ねる有朱ちゃんに、家森さんの答えは「こっちから連絡します」でした…。

「犯罪者は、いないわよね?」

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3話では、演奏をしていたレストラン・ノクターンでオーナーの奥さんから「このなかに犯罪者はいないわよね?」と確認されていたカルテットのメンバーたち。「家森くんとか大丈夫?」とちゃかしながら、あくまで確認だったようですが、何かあればやめてもらうという話がされていました。

そして9話では、ノクターンでの演奏終了後、警察へ任意同行することになりました。

「猫になるか、虎になるか、雨に濡れた犬になるか」

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3話では、小悪魔キャラ・有朱ちゃんが「告白は子供がするものですよ。大人は誘惑してください」とすずめちゃんに指南していました。その際に、有朱ちゃんが言っていた誘惑には3つパターンがあって「ネコになる」か、「トラになる」か、「雨に濡れたイヌになる」かだそうです。すずめちゃん相手には、実際にネコのパターン(相手のベッドに潜り込む)を実演してくれました。

第9話ではレストラン・ノクターンのオーナー相手に、有朱ちゃんが3つのパターン全てを披露!覗き見していたすずめちゃんが「ネコです」「トラです」と逐一解説していましたね。

「人生やり直すスイッチ、僕はもう…押しません」

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かつて宝くじで6000万円当たったことがある家森さん。しかし、引き換え期限を過ぎてしまっており、やけになって飲み歩いていた時期に出会った女性と結婚した過去があることを、4話で告白していました。あの時、宝くじを引き換えていれば今頃…」とぼやいたことが愛想をつかすキッカケになった、ということを離婚した奥さんが話しています。

大金を得るチャンスを失い、結婚した妻とは離婚し、愛する息子とも離れることになった家森さん。やりなおしたいタイミングは多かったはずですが、9話では「(人生やり直すスイッチを)僕はね、もう…押しません」「なんで押さないと思う?みんなと出会ったから」と語っていました。

「戸籍?売りません!」

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6話では、10万円もらえるアルバイトを依頼された家森さん。家を出る際に「楽に素早く10万円もらえる仕事あるらしいんで」と真紀さんに説明したことから、怪しい仕事ではないかと心配されます。

「戸籍を…」「戸籍売りません」「シンジケート…」「シンジケート入りません。変なもの運びません。バイトです」というやりとりの末に家を出ました。戸籍を売る、という話は6話の時点で、すでに登場していたのですね。

上り坂~下り坂~そうね人生は、まさか~

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真紀さんがつぶやくように歌っていた「上り坂~下り坂~」という曲。ただの真紀さんの鼻歌だと思っていた人も多いのではないでしょうか。9回の放送で、真紀さんの母親がかつて売れない演歌歌手だった頃の持ち歌だった、ということが判明しました。

「結婚して彼と家族になりたかった」

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6話では、交際していたときにはミステリアスに見えた彼女が、結婚したことで「普通の女性」になってしまった、と落胆する真紀さんの夫・幹生さんの告白がありました。しかし、9話で真紀さんの子ども時代には「普通の家庭」がなかったということが判明します。

彼女にとっては「普通」ということは憧れてやまないもの、本当に欲しかったものであることが分かることで、この6話の印象がガラリと変わってしまったのではないでしょうか。

最終回は…どうなる?

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番組の最終回予告では、突然のドラクエ風バージョン。これも、1話で4人が初めて演奏していたドラクエ「序曲」とリンクしているのだと思います。これまでも名作ドラマを多数誕生させてきた坂元裕二さんならではの巧みな脚本の展開、ラストの最終回ではどうなってしまうのか、まったく予想ができません。1年後の4人はどうなっているのか?最終回も必見です。

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