式典の最中、突如スピーチを中断して海に飛び込んだ市長。あまりにも常軌を逸したその行動。一体、市長に何が起こったのでしょうか。

撮影されたのは、トルコ北西部に位置する都市「カラミュセル」。

この日、ここカラミュセルでは、1958年に犠牲者272名を出したフェリー海難事故、別名「ユスキュダルの惨事」の追悼セレモニーが執り行われており、遺族や親族、また、たくさんの市民が桟橋に設置されたセレモニー会場に集まっていました。

そんな中、市を代表して追悼の意を表しに来たのが、カラミュセル市の市長Ismail Yildirim氏。Ismail市長は壇上に上がると、たくさんの参列者を前にスピーチを開始。途中まではなんの滞りもなく執り行われていたそうなのですが、ここでIsmail市長。突然、とあることに気付きます。

「ん?あのダイバー。様子がおかしい!」

市長の目に飛び込んできたモノ。それは溺れる女性ダイバーの姿!

実はこの追悼セレモニー。毎年、大きな花輪を海面に浮かべる演出があるのだそうですが、その為に海の中で作業していた女性ダイバーが、なんと溺れていたのだとか。

そんな女性ダイバーにいち早く気付いた市長。スピーチを中断し、背広のジャケットを脱ぐと、冷たい海の中へダイブ!

ちなみに、イスタンブールの3月の平均気温は10度ほど。これは簡単に真似の出来る行動ではありません。

溺れるダイバーの下へと向かうIsmail市長。

後のインタビューで

「泳ぎには自信があった」

と話していたIsmail市長は、ダイビングの免許も所有しているのだとか。だからこそ、緊急な状況下でも冷静に靴やネクタイを脱ぎ、泳ぎやすい恰好となって飛び込む事が出来たんですね。

無事に救出された女性ダイバー。

もし、Ismail市長が気付いていなかったら…。

この女性ダイバー。きっと助かっていなかったに違いありませんね。

海の中で意識を失っていたという女性ダイバーは、すぐに病院に運ばれた結果、無事に回復する事が出来たとのことです。

Ismail市長の勇気ある行動に、一部始終を目撃した参列者からは…鳴り止まない拍手が!

奇しくも、海難事故を悼む式典で発生したこのアクシデント。なお、カラミュセル市のFacebookには、救出の一部始終を撮影した動画もアップされていますので、興味を持った方は是非、ソチラもチェックしてみて下さいね!(Facebook → 動画をクリック)

勇敢で立派なIsmail市長。こんな素晴らしい市長を持って、カラミュセル市民は本当に幸せですね。

この記事を書いたユーザー

kota60 このユーザーの他の記事を見る

豚骨ラーメンが超苦手な福岡在住ライター。家族や友人に話したくなる…そんなネタを中心に発信していきます!

なお、記事作成後、即ツイートしますので、誰よりも早く記事を読んでくれる方!ツイッターのフォロー(@thelovedtools)宜しくお願いします。

権利侵害申告はこちら