テレビ朝日で4月から放送予定の「サヨナラ、きりたんぽ」は、愛人の男性器を切り取った1936年に起きた事件がモチーフのドラマです。

このタイトルに対して、「秋田の特産品が不適切に扱われている」と秋田県が抗議。テレビ朝日はタイトルの変更を決めたというニュースがありました。

しかし、きりたんぽという名前は聞いたことがあるものの、口にしたことはなくどんな食べ物なのかイマイチわからないという人もいるのではないでしょうか。

そもそも「きりたんぽ」ってどんな食べ物?

・ごはんを潰して棒に巻き、焼いた食べ物がきりたんぽ
・名前は槍の先につけるカバーからきているという
・切られた「たんぽ」を「きりたんぽ」と呼ぶ

きりたんぽの発祥には2つの説がある

秋田の名物であるきりたんぽは潰したごはんを棒に巻き焼いた食べ物で、秋田県の北に位置する北鹿地方が発祥だといわれています。ただし、どのように生まれたのかについては諸説あります。

ひとつは、木の伐採などの仕事をしていた木こりたちが余ったごはんを棒に巻き焼いて食べたのが始まりだという説。もうひとつは、猟師たちが潰したごはんを持ち歩き、猟で撃った獣の鍋に入れたのが始まりだというものです。

どの説が正しいのかは判明していませんが、働いている人がごはんを別の形で楽しみたいがために手を加えたのではないか、という点に関してはおおむね共通しています。

名前は槍の先につけるカバーからきているという

では、「きりたんぽ」という名前はどのように生まれたのでしょうか。

実は名前は槍に由来するそう。稽古に使う槍の先につけるカバーのことを「短穂(たんぽ)」と呼びます。それと形が似ているということで、潰したごはんを棒に巻いた食べ物は「たんぽ」と呼ばれることになりました。

ちなみに、一般的には棒状であっても「きりたんぽ」という呼び名が使われていますが、正確に言うと棒状のものは「きりたんぽ」ではなく、「たんぽ」です。鍋に入れるために切られた「たんぽ」のことを「きりたんぽ」と呼ぶのです。

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今度たんぽを目にしたら、「これって実はきりたんぽじゃないんだよ」とちょっとした話のネタにしてみてはいかがでしょうか?(めんどくさがられないように注意)

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