記事提供:messy

今日もかぁいな~☆

先日、とあるテレビ収録で「“レンタル彼氏、レンタル彼女”という仕事を(映画のタイトルみたいだけど)ちゃんと生業としている方々がいるらしい」ということを知りました。

ついに、人間までレンタルできる時代になったとは…という考えを抱くこと自体、もしかして古いのでしょうか。

私は、この仕事を始めてから誰とも付き合ったことがありません。もちろん誰かを好きになったことなら何度もあります。

でも、好きになったからといって必ず恋愛に発展するかと言えばそういうわけでもなくて、報われないただの片思いだったり、自らただの片思いに収めてみたり。

実際に好きな人を手に入れてしまうことは、同時に恋愛の喪失までをも手に入れてしまっているのと同じ感覚がして…まぁそんなわけで、結局ひとりのほうが性に合っているという結論で締めくくってきました。

同世代の中でも、恋愛の悩みはそんなに抱えずに過ごしてきたほうだと思います。

つまらない人間と言われてしまえばそこまでですが、どちらにせよ仕事を優先してしまう自分の姿とありありと向き合ってみれば、必ず答えは「ひとりでいいよね」という一点に辿り着くのです。現時点でも、それは変わらず。

だからこそ、レンタル彼氏のことを初めて聞いた時は「すごい良さそう!」と純粋に思いました。プライベートで異性と話すことに枯渇していて、なんだかそういった瞬間を恋しくなることも多かった、というのも理由のひとつ。

何でも「親に婚約者を連れて来いって言われたから」「適当に異性と遊びたいから」「暇だから」などの身勝手な理由だとしても、レンタル彼氏・彼女さんたちは出動してくれるそう。

ちょうど先日観た、岩井俊二監督の『リップヴァンウィンクルの花嫁』という映画で、結婚式の人数合わせのために「親族をレンタルする」なんていうシーンがあったのですが、他人には任せられない大事な状況で、代行運転のように助けてくれる人たちがいるなんて衝撃を受けていました。

そしたらタイミングよく、なんと収録でレンタル彼女・彼氏さんたちに会うことになったのです。

もちろんメディアに出るということもあって、店の中でも選抜された方々だったに違いないのですが、それにしてもルックスがあまりにも良かったんです。

もし私が予約の電話をいれて、待ち合わせ場所に彼らが現れたら、「あれ、これ詐欺じゃないよね…?」なんて遠くから訝しげに眺めては、怖くなって帰ってしまうかもしれないレベル。

収録中、私はレンタル彼女さんに、「今まで困ったこととかありますか?」と尋ねてみました。

すると、「恋愛対象にされてしまうこともあって大変だった」とか「延長を重ねられて何日も一緒にいることになった」とか「セックスを求められてしまい拒み続けた」などの貴重なお話をたくさん聞かせてくれました。

密室で知らない人と2人きりになる瞬間もあるのだから、当然怖い思いをしたこともあったと思うんです。

それでも「私たちはただ、お客様と一緒にいる時間を身体ではなくて心で満たしたいんです、それだけなんです」という彼女の言葉に心打たれました。プロフェッショナルですよね。

お客さんに楽しい時間を提供することはもちろん、時に人助けのような役まで買うなんて…私はレンタル彼女・彼氏さんに終始敬礼するような気持ちでずっと話を聞いていました。

普通のおっさんとコーヒーをすすりたいぞ…

収録が終わってから、「レンタル彼氏かぁ、一度でいいから体験してみたいなぁ」と悩んでいたものの、「私は年上が好きだからなかなかタイプの方もいないんだろうなぁ」と予約ダイヤルをクリックするのはためらっていました。

若い男性が嫌いなわけじゃないけど、あんなジャニーズみたいなイケメンさんが来たら逆に緊張しちゃって癒されるどころじゃないし、考えただけで滝汗止まらないですし。

「どうせならおっさんがいいなぁ」なんて、適当にワードを入れてスマホを眺めていると、なんと、すごいものを見つけてしまったのです。

おっさんレンタル”っていうパワーワードを

おっさんレンタル。この響きの良さよ。おっさんレンタルのサイトをじっくりと見てみると、何とも素敵なおっさんたちが並んでいるではないですか。

料金は、一時間千円。その安価に思わず「えっ」と声をあげてしまいました。やけに高い〈ひとりカラオケ一時間〉よりも安いじゃないか!!

言い方はあれだけど、いい意味で普通のおっさんが並んでいて安心したんです。どこかのサイトでは、おっさんレンタルについてこう語られていました。

「人生豊かなおっさんをレンタルして、傾聴してもらうだけで嬉しいんです」とか「誰か人の役に立ちたいというボランティア精神溢れる人でなければ、とても務まらないのがおっさんレンタルだ」とか。

え、めっちゃ良くね?一緒にコーヒーをすするおっさんや、にこっと笑いながら話を聞いてくれるおっさん、映画館で一緒にスクリーンを観るおっさん、その他諸々、きゅんっとするおっさんのシーンが脳裏に過る…。完全に心をくすぐられてきたぞ…。

でも、私だったら何を補いたくて、何を求めて、おっさんを呼ぶのだろう――恋愛対象、というのはさすがに違うような気がして。

というのも、うっかり好きになってしまうのは仕方がないとして、初めから恋愛目的のために利用するのは、プロ意識を掲げて頑張っている方々にとても申し訳ない動機なわけで。

「友達もいないから、一緒にお茶をしてもらいたい」っていうのはどうだろう?でも、それなら女性でも全然かまわないし、なんなら“レンタル友達”っていう枠組みになるのかもしれない。

「たまたま取れた休日にひとりで過ごすのも寂しいから、誰かと話したくて使ってみた」というのが、現在の自分の中で一番利用しそうな条件に近しい気がする…!!

実際、「ただ話を聞いてほしくて」という理由でレンタル彼氏を呼ぶ人も多いみたいですからね。しかしです。私は絶対に“レンタル彼氏”も“レンタルおっさん”も利用しない、というか利用したとしても言わないって決めてるんです。

ここまで話しといて「はあ?」と呆れられるかもしれませんが、私は一度、こうした出会いツールにあやかったことをメディアに話して痛い目に会ったことがあります。それは「マッチングアプリ」でした。

あまりにもこの仕事では出会いがなくて、寂しくて一度だけ出会い系アプリに登録したことがあったんです。

もちろんやり取りした男性には会わなかったけど、その話をテレビでした数日後、いろんな出会い系サイトが「こちらがAV女優が利用しているアプリです!!」と私の写真と共に、狂ったかのようにたくさんの広告を作り始めてしまったのでした。

勝手に私の本名を探られて、偽のラインのやり取りまで作成されて、出会い系サイトの釣り画像まで作られてしまう有様。

もちろん、どれも私が使ったことも見たこともないようなもので…完全に質の悪い詐欺であることは一目瞭然だったけど、とにかくその勢いがすごくて腹が立ったのです。で、懲りた。

もうこういう「○○を使ってみた」っていう報告をやめようと…。世間を甘く見ていた自分のお口を、もうミッ●ィーにしてやるぞっ☆ぷぎゃー

もしおっさんレンタルを利用したらハマっちゃうかもしれないし、話したくなるかもしれないけど、こればかりは秘密にしておこうと思います…messyだけの、秘密に☆

紗倉まな

高等専門学校の土木科出身。18歳の誕生日の翌日に事務所に応募し、所属が決定。

2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューするや否や人気沸騰!SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞などなどを総なめで6冠を達成する。

『ゴッドタン』キス我慢選手権でも「かわいすぎる」と話題☆

紗倉まなの工場萌え日記

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