記事提供:Entame Plex

AbemaTVのニュース専門チャンネルAbemaNewsチャンネルでニュース番組『AbemaPrime(アベマプライム)』が2月20日に放送された。

番組にはMCとして村本大輔、月曜レギュラーにタレントの池澤あやか、元NHKアナウンサーで8bitNews主宰の堀潤、博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平、ゲストとしてセクシータレントの紗倉まなが出演し、キャスターの小松靖アナウンサー進行のもと、注目のニュースについて議論した。

番組では昨年5月、東京・小金井市で音楽活動をしていた女子大学生が、Twitterなどでストーカー行為を繰り返していた男に首などをナイフで20カ所以上刺された刺傷事件の初公判の様子を伝えた。

被害者は107日間にわたって治療・入院をし一命はとりとめたものの、神経麻痺や視覚障害、PTSDなどの後遺症に苦しんでおり、深い傷を負っている。

スタジオには、ストーカー加害者の更生・支援活動を行っている任意団体「ストーカーリカバリーサポート」代表の守屋秀勝が登場。

自身もストーカー行為をした経験があるという守屋は、以前ある女性に対して、1,000件以上のメッセージを送ったり、一日100回以上電話をしていたことを告白した。

そこで守屋が強調したのは、ストーカーは自分の感情を処理できず、相手に受け止めて貰うことを求めているため、相手に“見捨てられる恐怖”があるということ。

その“見捨てられる恐怖”は、相手から「ストーカー行為をやめてほしい」というような反応を受けると更に強くなり、突発的な行動を起こすほどの強い感情を持たせてしまうと説明した。

守屋は現在、企業に勤めながら、平日も深夜まで加害者の相談に乗るなど、日々ストーカーの更生に力を入れているといい、包み隠さず自分の経験や当時の心境を語る守屋に対して、スタジオのメンバーからも様々な質問が飛び交った。

村本は、仕事やプライベートで他にやることがなくてそれに執着してしまうと妄想が膨らんでストーカーの加害者になってしまうのではないかと指摘。その上で「相手の幸せを奪う権利は誰にもない」と、被害者の立場を尊重すべきだと話した。

また、芸人やアーティストなどは、その表現を通してファンを喜ばせるもので、「“漫才を見て幸せになりました”と言ってもらえてうれしいけれど、自分はファンを幸せにするために、漫才をやっているわけじゃない。結果、誰かが幸せになってくれたらラッキーだと思うけれど、特定のファンのためにやっているわけじゃない」と、芸をする側と受ける側の境界をきちんとすべきだと持論を述べた。

この日は乃木坂46の橋本奈々未が卒業コンサートをおこなっていたことから、村本は「アイドルを引退して一般人になるということは、事務所のガードもなくなるということ。普通の女の子として社会に溶け込もうとしたときに、まだ熱が冷めやらない人たちが、もしいたとしたらこわいですよね」と、心配していた。

さらに、自身もこれまでにストーカー被害に遭ったことがあるという村本は、「電車のホームを歩いているときに(怪しい気配に気づいて)振り向いたりするんですよ。あの時の怖さと心の疲労感というのが(つらい)。僕は男だからまだいいけれど、女性の場合はもっと恐怖があるはず」とストーカーされる側の感情を語り、警察による初期対応を厳罰化し「グレーを黒にする」ことによって被害者を守るべきだと主張した。

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