「保育園落ちた日本死ね」

と書かれた匿名のブログ(2016年2月15日)が話題となり、世間に大きな波紋を広げた「待機児童問題」。

民主党(現在は民進党)“山尾志桜里”衆議院議員が国会質問で取り上げたことから一気に炎上。その後、国会前デモなどへと波及していったこの社会問題ですが、2017年2月に入り、またも再燃。現在、SNSを中心に話題となっています。

ハッシュタグ「#保育園落ちた2017」に寄せられる悲痛な叫び。

なお、再燃の理由は

4月から保育園に預けたい!」

という方々への結果発表が、

①園見学(6月~10月)

②申し込み(10~11月)

③入居者の選考(12月~2月)

④選考結果のお知らせ※(2月)

⑤入園説明会(3月中旬)

⑥入園開始(4月1日)

このように、2月に通達されるからなのだそうですが、抽選に漏れた親御さんたちの声はあまりにも切実で、どれも本当にやりきれないものばかり。ハッシュタグ「#保育園落ちた2017」に寄せられた、待機児童問題に直面している親御さんたちの生の声の一部を紹介します。

「自宅で仕事しているのなら、子供さん(1歳)見れるでしょ!」

市役所で言われたこの言葉。これはいまだに忘れる事が出来ない。

いくら実家が近くても“頼る事が出来ない”って人は、たくさんいるはず。

保育士だって落ちる

保育士さんだから大丈夫。

ということでは全くありませんが、保育士さんが子供を預けられなくて復職出来ないというのは本末転倒ですよね。

立ちはだかる「基準指数(基本点数)」「調整指数」の壁

保育の必要性に応じた「基準指数(基本点数)」に、世帯や児童の状況に応じた「調整点数」を加えた数値を参考に、入園の優先順位を決める役所と保育園。ざっくり言えば…

点数が高ければ保育園に優先的に入ることができ、低いと後回し

というこの現状。地域によって算出方法が違ってきますが、大阪市の場合は…

基準指数(基本点数)

調整指数

それぞれこのような項目・点数が設定されています。

自宅で働くと−10点…。なんだか納得いきませんよね。

地域と場合によりますが、ひと昔前までは「入りたい」という熱意と状況説明によって順位が変動する事もあったそうなのですが、現在は完全に点数で判断しているとのことです。

入園の可能性を少しでもあげるための裏技サイトも存在しているそうですが、ここまでしなくてはならない現状。これは辛すぎますよね。

他にも不安の声がいっぱい

本当にその通りです。

しっかり働きたい!

そんな人たちが働けない…今の世の中は、あまりにも不条理ですよね。

※「保育ママ」とは
ウィキペディアによると「両親の就労等で保育に欠け、かつ、保育所に入所できない主に3歳未満の児童を保育者の居宅等で保育する通所の施設、又は保育者の通称」。ちなみに、保育ママは日本全国に存在していますので、気になる方は「保育ママ」と検索してみて下さい。

「#保育園落ちた」こんなハッシュタグが生まれない…そんな世の中を願う

40万人の保育の受け皿を確保する「待機児童解消加速化プラン」を打ち出している政府ですが、いまだに児童待機問題に苦しむ人々が後を絶たないという状況。なお、厚生労働省の発表によると、2017年に保育ニーズはピークに達するとのことです。

あまりにも切実で、どれも本当にやりきれない「#保育園落ちた」。2018年はこのタグが、SNS上から消え去る事を願うばかりです。

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