オフィス用品の通販サービスを提供する「アスクル」が埼玉県に持つ物流倉庫で2月16日に火災が発生しました。6日がたった22日午前9時半には火はほぼ消し止められたとの報道がありました。

今回、なぜこんなにも火災が長期化してしまっているのでしょうか?理由は大きく分けて以下の2点だと考えられています。

1. 扱っている商品に可燃性のものが多い
2. 燃えている箇所へ直接放水できない

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 扱っている商品に可燃性のものが多い

火災が発生した国内最大級の物流拠点「ASKUL Logi PARK首都圏」にはオフィス用品を販売する「ASKUL」と個人向け通販「LOHACO」の商品が置かれていました。

特に「ASKUL」はオフィス用品を扱っているだけあって、可燃性の商品が多かったことが予想されます。サイトには売れ筋の商品としてコピー用紙がずらっと並んでいました。

また、火災が発生したと見られる1階には、コピー用紙や段ボール類が置かれていたことが発表されています。火がついてから周囲へと広がるスピードは早かったはずです。

また、倉庫の敷地面積は東京ドームよりも大きく、その建物全体に燃え広がった火を鎮火するのには多大な時間を要します。

2. 燃えている箇所へ直接放水できない

出典 https://www.google.co.jp

Googleマップ(ストリートビュー)より

今回、火災が発生した建物は「倉庫」です。火災の原因にもなりうるため、窓がほとんどありません。煙が充満し暗くなっている上に、燃えている建物内の温度は500℃にも達していました。建物が倒壊する恐れもある中、消防隊員が歩くことは困難です。

よって燃えている箇所へ直接放水ができず、しばらくは外から消火活動をするしかない状況でした。17日に重機で2階と3階の壁を壊して放水し、なんとか2階の火が消えたことは確認できたそうです。

22日にようやくほとんどの火が消し止められる

出典 https://www.google.co.jp

火災が発生した倉庫の上空。Googleマップ(ストリートビュー)より

アスクルの火災が長引いていた主な原因について解説しましたが、加えて19日の午前0時すぎには3階で原因不明の爆発が起き、さらに火の勢いが加速するという不運にも見舞われます。

その後にやっと中へ入って消火活動が行えるようになりましたが、火はなかなかおさまらず、22日にようやくほとんどの火が消し止められました。

今後は完全に消火するよう動くとともに、現場検証をして火事の原因を調べるとのことです。

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